2016年02月15日
営業活動日記 「不動産会社を訪問して感じたこと」

皆様、こんにちは。山口幸夫です。

先日、鶴見区にある弊社管理物件と受託を受けている売買物件の
ご紹介をするために、現地周辺を中心とした不動産会社15社を訪問して参りました。
もちろん目的は、弊社がお預かりしている物件にお客様をつけて頂くためです。
対応して下さった各社の営業担当者には、アピールポイントをしっかり説明し、
お客様へのご紹介を依頼して参りました。


一方で訪問した不動産会社の事務所内の様子や、接客対応等も興味深く見てきました。
15社を訪問すると、各社の接客対応の比較が出来、何より自分自身が逆の立場に立った時、
どのように対応されると嬉しいか、また気分を害するかなどを客観的に見ることが出来、
大変勉強になりました。

下記に私が感じたベスト対応とワースト対応のランクを発表します。
【ベスト対応】
 ① 訪問した際に、気にかけてくれること。 
   私のような営業担当者であっても、初めて訪問する時には緊張するものです。
   相手が笑顔で「どうぞ」という声がけや、些細な気遣いなどにより安心します。
   この小さな気遣いが、会社選びの大きな差になることを実感しました。

 ② 室内がしっかり掃除されて整理整頓されている会社=明るい事務所
   掃除がされて整理整頓ができている会社は、明るい印象を受けます。
   また、このような会社には必ずお客様が来店されていることに気付きました。
   このことは、今回訪問した際に最も強く感じたことです。
   考えてみれば当然のことではありますが、掃除が行き届いていない会社は
   暗い印象を抱きます。このような会社は担当者の対応も悪く、マナー教育がなされていない 
   会社が多く見受けられます。よって、自然とお客様の足も遠ざかります。
 
 ③ 明るい挨拶
   「いらっしゃいませ」の第一声が元気だと、こちらもそれだけで気分が良くなり、嬉しくなります。
   こちらが先に大きな声で挨拶をしながら訪問をすると、比較的元気な対応をしてくれる会社が
   多かったように思います。挨拶でその会社の第一印象が決まりますので、明るく元気な挨拶は
   とても重要です。改めて実感致しました。


【ワースト対応】
  ① 事務所内がタバコくさい。 
    堂々ダントツのワースト第1位です。これには本当に驚きました。
    私はタバコを吸わないので、尚更強く感じたのかもしれませんが、
    事務所内にタバコの匂いが充満している会社がありました。
    受動喫煙の防止などが謳われて久しいこのご時世に、
    昭和の頃にタイムスリップしたかのような会社でした。
    因みにその会社は、女性の社長でした。
    一体どうやって売上を上げているのか、そこにとても興味が湧き、直に社長さんに
    お話を伺いたかったのですが、タバコの匂いが体に染みついてしまいそうで
    とても長居は出来ませんでした。
  
  ② 挨拶をしない、元気がない。
    ベスト対応③の反面となりますが、反応の声が小さかったり元気がないと
    それだけでこの会社は大丈夫なんだろうかと心配になってしまいます。

  ③ ちゃんとした名刺交換ができない。
    意外に思うことなのですが、ちゃんとした名刺交換が出来ない営業担当者が
    結構多いものです。ビジネスマナーを学ぶ機会が実は少ないのだと思います。
    一般的には新卒で入社した時くらいしか学ぶ機会はないのかも知れません。
    ビジネスマナーをちゃんと身につけるためには振り返って学ぶことが重要だと思います。
    ベテラン社員こそ、改めて学ぶ必要があると感じます。
    併せて、身だしなみのチェックはいつも心掛けていなければならないと強く感じました。


私などはお客様にご紹介をして頂くために訪問をしている訳ですので、
訪問時の対応ひとつで「この会社ではお客様は付けてもらえないだろう」と、
第一印象で仕事ができるできないの判断をしてしまいます。
このことは一般のお客様にもいえることであり、訪問した不動産会社に対して
同じ思いを抱くはずです。

いかに第一印象が重要であるかを改めて強く感じた次第です。

自分自身が事務所にいる時には、様々な不動産会社の営業担当者が来社されます。
常に相手の立場になって心のこもった接客対応を心掛けていきたいと思いました。

今回は、自分自身の今後の行動についても見直しをするとても良いきっかけとなりました。
常に学ぶ姿勢をもって、日々の業務に活かせるように自己の向上に努めて参ります。

 

非公開物件見てみませんか?