2016年02月18日
営業活動日記 「確定申告(医療費控除)の巻」

皆様、こんにちは。井上久恵です。

前回に引き続き、『確定申告(医療費控除)の巻』後編です。

国税庁のHPでは、『確定申告書等作成コーナー』というページから、
申告書の作成を行うことが出来ます。
その手続きが終盤に近付くと、バン!と還付金額が表示される仕組みになっています。
支払った医療費に対して還付される金額はほんのわずか・・・。


それを見たときの私のポカンとした顔。「これだけ・・・」
この金額の為に申告書を提出するかしないか、正直少しためらってしまいました。
実は去年、申告書の提出先を間違えてしまいました。
主人が動いていたのですが、間違えた場所を教えて後で怒られたことを覚えています。
「今年は間違えず、出来れば1回で済ますぞ」と気持ちを改め、
まずは税務署に確認の電話を入れました。
医療費控除を申告するときは、領収証も一緒に提出します。

一部の領収証だけ返してほしかったので、そういった融通が利くのかも一緒に確認しました。
「相談・受付を行っている特設会場では対応出来る可能がある」という回答を頂き、
特設会場に行くことに決めました。


休みの日を利用し、先日提出しに行って参りました。
受付が開始されまだ日も経っていなかったからか、予想に反し会場は空いていました。
※所得税及び復興特別所得税・贈与税は3月15日(火)まで、
個人事業者の消費税・地方消費税は3月31日(木)までです
「提出」の列に並び、すぐに順番が回ってきました。
領収証の一部を返してほしいことを係りの方に伝えると、奥からビシっとスーツを着た男性が現れ、
私の申告書と領収証の束を持って別のテーブルで作業し始めました。
「もしかして税務署の、申告書に精通している方かな?」と気付き作業を遠目で見ていると、
私の領収証と申告書(医療費集計フォーム)を一つ一つ確認しているようです。
ドキドキドキ・・・
「これは申告出来ません」「これは受付できません」と撥ねられるものがあったらどうしよう、
また作り直しになるのかな、還付金がさらに減るのかななど考えると、緊張が高まりました。


結局「はい、全て確認しましたので領収証はお返しします」と言って領収証を全て返してくれました。
また申告書にも受領印を押して頂き、今年の手続きは無事完了しました。(一度で済んだ!)
申告書は印刷時に提出用と控用が出てきますが、私は提出用しか持っていきませんでした。
この受領印は控えにも押して頂けるようなので、皆様は控用もお忘れなくお持ちください。
今回さらに初めて知ったことがあります。
①領収証がなくても、医療機関までの交通費を申告できること
②薬局で買った風邪薬なども申告できること
③年収によっては医療費が10万円を超えなくても申告できること
これらは、申告書の作成途中に知ったので、交通費は分かる範囲内で私も申告しました。
風邪は引いていないので薬局で薬を買った記憶はありませんが、市販薬も対象になることを次は忘れません。


今回私は1件1件が高額であったため、作成所要時間は2時間で済みましたが、
慣れていないことも含めると、やはり時間に余裕を持った行動をお勧めします。
皆様も時間と締切には十分お気を付けください!

 

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