2016年03月09日
営業活動日記 「住宅ローンの最新事情」

皆様、こんにちは。山口幸夫です。

マイナス金利の導入に伴い、住宅ローンについての情報を
お届けしておりますが、今日は実務面から最新状況をお知らせ致します。

先日、横浜銀行の住宅ローンを利用されるお客様の金銭消費貸借契約がありました。
お客様は大変堅実な方で、自己資金の割合が高いこともプラス要因となり、
横浜銀行は最大の金利優遇で融資決定を致しました。
金利優遇はなんと「1.875%」です。
お客様は迷うことなく、変動金利を選択されたのは言うまでもありません。

現在、変動金利の店頭表示金利は2.475%ですので、この利率は以前から変わりません。
店頭の変動金利から1.875%を差し引いたので、実質金利は0.6%です。
この金利優遇は借入期間中ずっと適用となり、インターネットを活用すれば手数料等もかからず
固定金利へ変更することが可能です。
この金利優遇を見る限り、今は住宅ローンを借りるには絶好のタイミングだと思います。

その一方で、先日別のお客様が住宅ローンの事前審査を受けたところ否認となりました。
やはり審査自体は厳しくなっているのか・・・?
銀行間での優遇金利の競争が高まる一方で、審査における個人信用調査は
大変厳しくなっているように感じます。

このお客様の審査結果について、銀行担当者のコメントは
「銀行としては問題なかったのですが、保証会社が否認回答だったので・・・」との回答でした。
もちろん、個人情報ですので具体的な否認理由は絶対に教えてくれません。
因みにこのお客様は、一部上場企業に勤務されています。

ここ最近、このようなケースが多くなったこともあり、私も「またか」といった感じです。
対応策としては、お客様から改めてヒアリングをしてキャッシュカードの利用や
自動引落しが出来なかった月の有無など、思い当たることがないかを確認します。
個人信用での否認の原因で最も多いケースは、一年以内でのクレジットの引落し漏れです。
1回でも忘れて引き落としが間に合わなければ、それでアウトです。
たった1回ですよ。信じられませんよね。

何かしら思い当たることがあれば、シーアイシーという信用会社を通じて、
ご自身の信用情報報告書を入手することができます。
費用は若干かかりますが、すぐに自分の支払い内容がわかるため、
その信用情報の内容に基づいて、次の作戦を立てることが出来ます。
このお客様にも現在、2つの銀行を紹介してローンの取組を促しております。

余談ですが、私は先日携帯電話の機種変更をしました。
携帯電話の本体価格の支払は、当たり前のように分割払いとなっており、私も同様の利用をしました。
ペーパーレスの時代を反映してか、ローン申込書の記入などはなく淡々と手続きが進んでいったので、
これでは携帯電話の本体購入においてローンを組んでいるという認識は持たない(持てない)と感じました。

皆様、本当に気を付けて下さい。
携帯電話の月々の支払が1回でも滞ると、住宅ローンの取組みに影響が出ます。

史上最大の低金利時代に突入して、住宅や不動産の購入をお考えの方にとって
銀行から融資を受けるには絶好の機会を迎えております。
どこかの銀行で審査が通らなかったというだけで諦めてしまうのは大変もったいないことです。
銀行間での競争は激しくなっている訳ですので、住宅ローンの融資をしてくれる銀行は
必ず見つかります。


住宅ローンのことでお困りの方は是非一度ご相談ください。
私、山口がお客様にとっての最良のアドバイス、ご提案をさせて頂きます。

 

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