
皆様、こんにちは。西村友里です。
先日、東急東横線「白楽」駅 徒歩9分のところにあります
弊社の管理物件にお住まいのお客様が退去をされました。
オーナー様にとっては、1部屋空室となりますので残念な話ではありますが、
お客様が退去される理由は、ご結婚に向けた準備とのことで大変喜ばしいお話でした。
先ずは同棲をしながら、1~2年後にご結婚をされるそうです。
お二人でお住まいになられる新居は海岸に近いそうで、元々ご実家が海に近いエリアだったため、
懐かしくなり、海の近くの住まいを選ばれたとのことでした。
退去立会いの際に、「地元の祭りが好きなので、祭りの時期になると地元に帰っている。」と
お話を聞かせて下さいました。
お祭りの名前は「小見川祇園祭」と呼ばれ、寛永16年(1639年)より始まったお祭りだそうです。
この祭は、須賀神社の例祭であり、京都八坂神社祗園祭の流れをくむもので、
神事の神輿の渡御に付随する屋台の引き廻しが特徴で、屋台は6台あり、彫物や色彩があでやかで、
当時内田氏一万石の城下町であると共に、利根川水運の河港として栄えた江戸文化の粋が
随所に取り入れられております。
6台はそれぞれ町によって(小路町、南下宿町、北下宿町、川端町、仲町、本町)分かれております。
二層式の屋台は1階はお囃子、2階は演芸場となり、各屋台とも芸人さんの芸が披露されます。
神輿は大根塚と八日市場の2基あります。
毎年7月中旬の金曜日から日曜日までの3日間開催されるそうです。
お客様はお祭りが好きすぎて、過去にそれが理由でお付き合いしていた女性に振られたことが
あると笑っておりました。お祭りに対してかなりの情熱を持っていることが伝わってきました。
私と同じ20代の方でも、地元の伝統行事を大事にしていることを素晴らしく思います。
私は地元のお祭りに10年近く行っていないどころか、伝統行事についてもあまり詳しくありません。
せめて誰かに話が出来るよう、ある程度の知識を身につけておくことは大切なことであると感じました。