2016年03月18日
営業活動日記 「フリー・ハグズ」

皆様、こんにちは。西村友里です。

一昨日の日記の続きです。
その日、人と会うため渋谷のスクランブル交差点を歩いていました。
夕方からの契約だったため、すでに日が暮れているスクランブル交差点は、
相変わらず大勢の人であふれていました。

ふと私の視界に、欧米の外国人男性1名と日本人らしき男性1名、欧米の外国人女性2名
合計4名の人々が、段ボールにメッセージを書いて並んで立っている姿が飛び込んできました。
何が書かれているのかと思いメッセージを読んでみると「Free Hugs」と書かれています。
思わず「え!」と言いたくなりましたが、一緒にいた人と「何のためにやっているんだろうね。」と
互いに不思議に思いながらしばらく観察していたところ、近くを通りがかった女の子が
いきなり男性にハグをして、笑顔で去って行きました。
あまりに突然の光景ではありましたが、何だかとても微笑ましく思えました。

その後、その場を離れようと歩き出したところ、その4人組の一人に「Come On!Come On!」と
笑顔で話しかけられました。
またしても「え!」と驚きましたが、その方の純粋な笑顔に引き込まれて、結局4人全員とハグをしました。
ちょっと恥ずかしく思いましたが、終わってみると温かな気持ちになりました。

一体何だったんだろうと思いインターネットで検索したところ、これは「フリー・ハグズ」という活動である
ことが分かりました。

以下、調べた結果です。
 アメリカのジェイソン・ハンター氏が2001年頃に始めた活動で、その後インターネットを通じて世界に広まりました。
 街頭で見知らぬ人々とハグ(抱擁) をして、素晴らしい何か(愛・平和・温もり等)を生み出す活動です。
 フリー・ハグズの目的は一つではなく、フリー・ハグズを行う人それぞれが違う考え方(悪い事ではなく、素晴らしい心)
 を持って活動しています。
 愛や平和や幸せなど一つの言葉でまとめる・強要するのではなく、ハグする人・した人が自由に感じ、
 そして想うということがフリー・ハグズです。

 ジェイソン・ハンター氏は母親の死後「フリー・ハグズ」と書かれたプレートを持ってマイアミの海岸を歩きました。
 その理由は、多くの人に愛された母親を亡くし、ジェイソン氏が大切なことに気付いたからです。
 ジェイソン氏の母親は、たくさんの人々を抱きしめ、どんなに“あなた”が大切であるかを伝える素敵な人でした。
 そしてジェイソン氏は 「私たちの仕事がなんであれ、私たちにできる大切なことは、
 私たちが自ら歩み寄ることによって他者を助け、励ますことではないか」、「親切で励みになる行動が、
 私たちの日常に変化を与えてくれるだろう」、それを示す行動がフリー・ハグズだったそうです。


調べてみて、更に温かい気持ちになりました。
もしこの活動をされている方を見掛けましたら、皆様も是非ハグをして、何かを感じてみてください。


 

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