2016年04月08日
営業活動日記 「雨漏り対策」

皆様、こんにちは。山口幸夫です。

皆さんはご自宅などで雨漏りが起きた経験はございますでしょうか。
私たちの仕事において雨漏りは、常に付いて回る問題の一つといえます。
私自身、今年に入って3件の雨漏りの連絡をお客様から頂き、対応して参りました。



雨漏りは、屋根などの劣化や損傷によって起こるよりも、
雨風が強い時に壁面を原因として起きるケースが多いようです。
2月中旬の春一番が吹いた日に2件の雨漏りが発生しました。
いずれも窓周りのサッシの枠部分や、屋根との取り合い部分などの隙間から雨が室内に侵入していました。
2~3月といえば、建築業界は最も忙しい時期であり、屋根工事の職人さんもなかなか段取りが出来ず、
工事に時間を要しました。

建物の外周りは吹きさらしになっているため、時間が経てば劣化します。
劣化と共に雨漏りなどが発生するケースは、どの家でもいずれは起きうる問題です。

自分自身で出来る対策はないものかと調べてみました。
雨漏り修理及び雨漏り対策は、主にシーリング・防水工事・屋根の補修、瓦の葺き替えなどが挙げられます。
これらはどれも専門的な知識を要する工事になりますが、唯一シーリングによる軽い補修であれば、
素人でも何とか出来る作業といえます。
シーリングとは、サイディングの繋ぎ目の部分やサッシと外壁の取り合い部分など、
いわゆる「隙間」部分を充填材で埋め、気密や防水を図る作業のことです。
シーリングは「防水」という観点でみれば、完全なものではありませんが、
雨漏りの要因となる大きな原因の一つですので、事前対策としては効果が高くなります。
シーリングの寿命は約5年程といわれています。
外部は吹きさらしになっているため、硬化や劣化をし防水性能が失われていきます。

考えてみると私の自宅も早8年が経過しましたので、シーリングの寿命はとっくに過ぎています。
シーリング材は、ホームセンターで簡単に購入出来ます。
シーリングの打ち直し作業の中で間違え易いことが、「隙間が開いている部分を埋めればいい」と
考えることだそうです。
古いシーリングと新しいシーリングは接着性が非常に悪いため、既存のシーリングは全て撤去しなければ
意味がないようです。
窓枠のシーリングの劣化具合は目視で簡単に分かります。
また、窓枠のシーリングの打ち直しであれば、私にも出来そうな気がします。

DIYの先進国であるアメリカでは、お父さんが休みの日を利用して、何かしら家のメンテナンスを行っている
家が多いと聞きます。
私もこれを機会にDIYに関心を持って、自分自身で雨漏り対策を図って参ります!

 

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