2016年04月12日
営業活動日記 「求められているのは『変化に対応する力』です」

皆様、こんにちは。井上久恵です。

前回の日記の後編です。
「横浜市倫理法人会」が主催する『倫理経営講演会』の第2部講演について
お話しさせて頂きます。
・・・と言っても、別のスタッフが数日前に一通りの内容を日記に書いていたので、
私はあと少しだけ補足させて頂きます。



講演のテーマは「岐路に立つ~いま、求められる経営者の気骨」ということでしたが、
このお話は何も「経営者」に限った話ではありません。
岐路に立っている方には誰にでも当てはまる、聞いて損学んで損なことは全くないお話です。
私は私で、自分に置き換え聞かせて頂きました。
「岐路に立つ~いま、求められる私の気骨」という具合です。


時代は日々変化しています。会社にいても、外出先から戻ってきた時にはお客様の状況が
それまでと変わっているということは多々あります。
人工知能を持った機械が世に現れ、先日見たニュースでは食事作りから片付けまで
キッチン周りの仕事をしてくれるロボットまで完成したそうです。
今後数十年で、自分たちが想像している以上に世の中は変化していくと思います。
人間の仕事がロボットや機械に取って代わられてしまったら、私たちは何を仕事とすれば良いのでしょうか・・・。
「私たち人間の方が、仕事を得るために変わらなくてはいけない日がくる」と講師の先生は仰いました。
つまり、これからの私たちが求められるものは、「変化に対応する力、人間力という能力」だそうです。


私が仕事をしていて常に気を付けるようにしていることは「柔軟性」です。
社会人になってたくさんの先輩方と一緒に仕事をしてきましたが、
「この先輩のようになりたくないな」と感じる先輩方には共通点がありました。
それは、新しいことを吸収しようとしないこと・これしかない、これが良いと決めつけること
横柄なところがあることなど、すべて「柔軟性がない」ということに繋がっていました。
1年1年キャリアが長くなればなるほど、このことを忘れないように気を付けています。


そして、もう一つのポイントの人間力というお話ですが、
皆様はどんな人間力を身に付けるのがよいと思いますか。
弱い人間より強い人間の方が人々に求められることはいうまでもありません。
それでは、強い人間とは・・・?
講師の先生は格闘技をかじったことがあるそうですが、格闘技の強い人間が先生の仰る強い人間か。
格闘技において自分は味方、相手は敵となりますが、人間力という話ではこの「敵」をつくらない人が、
強い人間だと先生は仰いました。
それよりさらに強い人間がいるそうです。それは「敵を味方にする人」です。
敵を味方にする、これを訓練するのに一番良い場所が「家庭・家族」だと教えて頂きました。


最後に、関係がうまくいっていない相手(敵)を自分の味方にするのに必要なエッセンス。
それが「倫理」です。「倫」は「とも(友)」と読みます。「理」は「ルール」。
「友(敵)を味方にするルール」を学び、力を養っていきましょうというお話でした。
知識だけ学んだだけでは意味がありません。弊社の代表も仰いますが、
自覚をしないと人は変わらないものです。気付き、実行すること、それが自分の能力となります。
気付きだけでなく、それらを実行に移すところまで、一つ一つ丁寧に物事をとらえていこうと思いました。

 

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