皆様、こんにちは。井上久恵です。
ある日の出来事です。
仕事が終わり、家路につきました。
私は自宅ポストを開ける習慣がなく(単に面倒くさがりなのです)、
その日は溜まった郵便物やチラシをポストから抜きエレベーターを待っていました。
私の両手は自分の荷物と自宅の鍵、そして溜まった郵便物でいっぱいでした。
すると後から母子がエントランスから入ってきて、そのままエレベーターに向かって歩いてきました。
お母さんは30~40代、お子さんは私立の制服を着た小学生くらいだったでしょうか。
入居者の方と思われたので私は大きな声で「こんばんわ!」と声を掛けたのですが、
親も子も私の挨拶をまるで無視。母親は会釈すらしませんでした。
「なぬぅ?」
また、私の両手はふさがっているにも関わらず、母子は先にエレベーターに乗り込んでおきながら
「何階ですか?」という声かけもなく・・・。
気が利かないのは100歩譲って、挨拶をしないとはどういうことかと驚きました。
私も人の子です。子供は親の姿から学ぶことが本当にたくさんあります。
「子供は私立に通わせて、良い教育」を考えていても、これではまるでダメだな、
余計なお世話ですが学費の無駄では?と呆れました。
学校に教育を求める前に、ぜひともまずは家庭教育(特に母親)を見直して頂きたい!
別の日にはこんな小学生に遭遇しました。
本店に向かって私は歩みを進めていました。
目の前に2人の、これまた私立の制服を着た小学生くらいの少女に追いつきました。
道幅の関係で少女たちを追い越しずらく、そのまま少し後ろを歩いていました。
するとこんな会話が聞こえてきました。
少女A「あなたは、どんな大学に行きたいと考えていらっしゃるの?」
少女B「私は、慶応か上智か。そのあたりがいいなと思ってるの。あなたは?」
少女A「わたしは、医療系の方に進もうと思っているの。それじゃあね」
と言って、少女たちは別々の道に別れていきました。
「なぬぅ?!」
私は学生時代、自分なりに一生懸命勉強に励みましたが、
慶応や上智、医療系大学など高レベルで、足元にも及びませんでした。
ましてや、幼少期にどこの大学に通うかなど考えたこともありません。
この話を代表にしたら、「もっと子供は子供らしくいてほしいな・・・」と仰っていました。同感です。
家庭環境、教育環境、個性の尊重など私が幼い頃より現在は多様化していて、
自分たちの当たり前だったことが今は当たり前ではなくなっていると思います。
そんな中でも、子供たちにはぜひ「健やかに、明るく、素直に」育ってほしいと思った出来事でした。
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