2016年04月18日
営業活動日記 「日本で生きていくために」

皆様、こんにちは。山口幸夫です。

4月14日、4月15日未明に発生した熊本地震。
14日の発生直後、熊本にいる知人にメールを送り、
無事であることを知って安心しました。
しかし、15日未明の大きな地震が本震となり、
その後の絶え間ない余震による被害は甚大なものとなりました。


日本という国は本当に地震大国だと改めて思い知らされました。
忘れた頃に・・とは、本当によく言ったものです。
月日が経つと地震の話題が全く出ないわけではありませんが、心のどこかで他人事のようになった頃に
大きな地震が起こり、その恐ろしさを痛感している気がしてなりません。

私自身は、東日本大震災の時に最も大きな地震を体験しました。
あの時は都内でお客様宅を訪問中でした。阪神淡路大震災の時には親戚を亡くしました。
三重県伊勢志摩出身の私は、海が近く、小学生の頃の防災訓練では、津波を想定し徹底した訓練を
行ってきたため、子供心に地震の恐さが身に付いていたように思います。


日本における地震の頻度について調べてみました。
日本で平成18年以降(10年以内)に起きた震度5以上の地震の回数は、何と33回です。
震度5弱で、大半の人が恐怖を覚えて、物につかまらないと歩くことが困難な揺れと言われています。
震度5強になると歩くことが難しくなり、棚の中のものが落ちたり、固定されていない家具が倒れるレベルです。
そんな震度5以上の地震が、日本のどこかで1年に3回以上発生しているのです。
そして、死者が出た地震は平成18年以降で13回も発生しています。
この数字を見て、時間の経過で地震の恐さを忘れてしまっているというよりも、地震に麻痺してしまっていると
言ったほうが正しいのではないかと思うくらいです。

これだけ頻発している地震に対する備えが一体どれだけ出来ているのか。
非常食・飲料等の準備、懐中電灯やスリッパ等をいざという時にすぐ分かるようにしてあるか、
家族同士の安否確認方法を決めてあるか…。

日本で生きていくためには、地震に遭遇することを忘れないこと。
その備えを十分にしておくことが本当に大切だと改めて感じました。

こんな時こそ助け合う気持ちを忘れず、たとえ募金活動くらいしか出来ないとしても
考えているだけでなく、即行動に移すことが大切ですので、私も少しでも何かのお役に立てるよう
行動して参ります!


 

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