
皆様、こんにちは。西村友里です。
先日の強風と雨により、横浜公園を美しく彩っていたチューリップをはじめ
たくさんの花々がいっきに散ってしまいました。
今年も本当に綺麗な花を咲かせて、人々の心を和ませてくれました。
芽が出て、つぼみが付き、つぼみが膨らみ、花が咲いて、散っていく。
その一部始終をまた見ることができて嬉しく思います。
去る15日(金)午前10時~10時45分に、フラワーデザイナーの川崎景太氏による
チューリップ生け花パフォーマンスが開催されました。
ちょうどその日お客様を訪問した後、公園へ立ち寄ってみたところ、タイミング良く
パフォーマンスのフィニッシュを見ることが出来ました。
多くの人が集まっており大盛況でした。
川崎氏が「こちらはリバースになっており、前から見ても後ろから見ても、
それぞれ楽しめるようになっています。」と説明していましたが、言葉通りとても綺麗でした。
添付の写真はそのときに撮った写真です。
チューリップの名前の由来を皆さまご存知でしょうか。
あるイギリスの園芸研究家がトルコに赴いた時「現地でこの花は何か」と聞いたところ、
現地のトルコ語では「ラーレ」と言いますが、形を聞かれたと勘違いした現地人が
「この花の形は頭巾の形をしたトルコ帽(ツゥリッパ)に似ている」との意味で
「ツゥリッパ」(tulipan)と紹介したそうです。
これをイギリスの園芸研究家がこの花の名前と勘違いして、その誤解が世界に紹介されたのがきっかけと
言われております。
チューリップ=オランダのイメージがありますが、実はアジア原産といわれているそうで、詳細は不明だそうです。
トルコで栽培されていたものが、16世紀にヨーロッパに伝えられ、オランダを中心に品種改良が行われました。
日本に初めてチューリップが輸入されたのは、フランスからオランダ船で渡来した文久3年といわれています。
特に富山県は、チューリップの生産日本一だそうで、富山県と新潟県の2県で国内生産のシェア98%を占めて
いるとのことです。
チューリップは、花の色によって『花言葉』が異なるそうです。
赤 色 『愛の告白』
ピンク色 『愛の芽生え、誠実な愛』
白 色 『失われた愛、失恋』
黄 色 『望みなき愛、名声』
オレンジ色 『照れ屋』
紫 色 『不滅の愛、永遠の愛』
斑 入 り 『疑惑の愛』
どれも恋愛に関するものが多いようですが、花の色によって全く異なる意味になるため、
誰かにお花を贈る際には、花言葉にも注意して贈りたいとは思いますが、
花言葉も占いにより正反対の意味もあるので、あくまでも参考程度に留め、
惑わされず、相手の好きな花を選んで贈るほうがよろしいかもしれませんね。