皆様、こんにちは。山口幸夫です。
今日は私の自宅の最寄駅でありますJR南武線「尻手」駅についてお届けいたします。
JR南武線は川崎駅~立川駅区間を走る路線で、尻手駅は川崎駅の隣駅です。
尻手駅からは南武線支線が結ばれていて浜川崎駅までの支線があります。
今年の3月26日に、この南武線支線の新駅「小田栄」駅が出来ました。
ご存知の方は少ないと思いますが…。
尻手駅は川崎市内にあるのですが、運賃区分上は横浜市内の駅として扱われています。
川崎市幸区と横浜市鶴見区の境にあります。
ちなみに私の住まいは、横浜市鶴見区になります。
「尻手」という名前。尻に手と書きますので、なかなか考えてしまう名前です。
尻手は横浜市鶴見区尻手という地名でもあります。
この名前の由来について調べてみました。
諸説あるようですが、「横浜の町名」(横浜市市民局)によると、
『昭和43年住居表示の施行に伴い市場町、矢向町の一部より新設されました。
川尻、野尻などの地名があるように、川あるいは、ある地域の尻のほうにある土地という意味から
「尻」の字が用いられているという説が強いです。
この基準で「尻の方向」を考えると、基となる集落は旧矢向村であろうとあり、矢向村の端の方となります。
「手」についても、尻と同様に、山手などのように、やはり何かの方向という意味で使われることがあります。
元々は「矢向尻手」という使われ方をしていたはずですが、方向としての意味である「尻」と「手」だけが残って
そのまま地名になったということです。
また、同書に、『この地名は元々正式の町名ではなく、通称や駅、バス停の名称になっていたもので、
町名は地元の希望により字名が採用されたもの。駅名が新町名として小地名の息を吹き返した例』との
解説もついておりました。
因みに、毎月中旬頃に尻手駅から情報誌「尻手(知って)ますか?」が発行されています。
A4用紙1枚の情報誌です。
大したことが書いてあるわけではありませんが、地元の人間である私としては密かに楽しみにしている情報誌です。
せっかくなので今月4月号を添付させて頂きます。
私も引越してから8年が過ぎました。
「住めば都」とい言われるように少しずつ地元に愛着が湧いてきました。
尻手のことを少しでも“知って”頂ければうれしく思います。