2016年04月29日
営業活動日記 「高所平気症」

皆様、こんにちは。井上久恵です。

先日ゾッとするような、ビックリしたニュースを目にしました。
それは、大阪市内の43階建高層マンションの最上階から少女が落下し、
死亡したという事故に関するニュースでした。
「43階から落ちるってどういうことー?!?!」と本当に驚きました。


大規模マンション(8階建から30階建まで何棟もある)のうち、
15階建の棟の中層階で私は育ちました。
体が小さかった頃は、日曜日に家族全員でベランダにテーブルとイスをセットし、
父が好きなクラシックのレコードを掛けながら、よくそこで朝食を取っていました。
(今考えると、近所迷惑だったことでしょう・・・すみません)
小学校高学年になり大型犬を飼い始めたころには、犬と一緒にベランダに出て、
私は犬の肩に手を回しながらマンションからの眺めを楽しむのが好きでした。
(羽田空港や横浜のベイブリッジが良く見えました)
ベランダに出ることに抵抗はありませんでしたが、それでも真下を覗くときは
恐怖心が何よりも勝っていましたから、このニュースを見たときは少女が落下して
しまうなんて想像が付きませんでした。


この事故から数週間後、インターネットである記事を見つけました。
現代、「高所恐怖症」ならぬ「高所平気症」という症状があるそうです。
読んで字のごとく、高いところが平気ということです。
高所平気症の子供が増えていることが、今懸念されているそうです。
それはなぜか?(記事を読んでいくと「うそでしょー!」と信じられなくなります)

1.バルコニーだって欠かせない居住スペース
  私自身も地元を見ていてよく感じるのですが、子供たちが遊べるスペースが明らかに減っています。
  昔あったはずの公園が無くなりました。公園があっても遊具が撤去されていました。
  少年野球やゲートボールに使われていたグラウンドがなくなりました。
  マンション内の子供たちしか遊べなくなりました。・・・などなど。
  遊ぶ場所を失った子供たちや両親の苦肉の策が、現在ではベランダスペースなのだそうです。

2.販売する側もベランダに付加価値を付けている
  『ベランダと室内の床の色をそろえたりすると、部屋が広くなったようにも見える。
  他の物件と差別化するためにも、ベランダを居住空間の一部として使えることをアピールすることは多い』と
  考える建設業界。

3.子供の身体能力を甘くみている
  子供たちの身体能力については、そのままの意味で捉えて頂いて結構です。


私にとってこれまでの常識や知識が覆された記事でした。
時代は刻一刻と変化します。その変化に対応できる対応力というのは、
どんな場面でも必要なのだということを改めて感じたのでした。


参考記事はこちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160424-00000512-san-soci

 

非公開物件見てみませんか?