2016年05月15日
営業活動日記 「『隠れスタッフ』の粋な演出!」

皆様、こんにちは。山口幸夫です。

先日来、この日記でご紹介をさせて頂いている「篠原台町戸建」の
現地販売会におきまして、実はとても粋な演出をしてくれる
「隠れスタッフ」がおります。


ご紹介いたします!
その隠れスタッフとは「うぐいす」です。

篠原台町周辺は、緑豊かな閑静な住宅街です。
また、販売会場である236坪のゆとりある敷地には、枝垂れ桜や白樺の木、
柿の木、つつじに紫陽花といった四季折々を満喫できる樹木の数々が植えられています。
「うぐいす」にとっては最高の憩いの場となっているようです。
車の音よりも鳥のさえずりが聴こえてくる、そんな貴重な場所に本建物は建っております。

うぐいすの活動範囲がどれくらいの広さなのかは分かりませんが、いつも近くで鳴いているわけではありません。
私どもの現場にも忘れた頃にやって来ては、きれいな声を聞かせてくれます。
また、不思議なことにお客様が来場される少し前に飛んできてすぐ近くの枝にとまり、
そのきれいなさえずりで見事なBGMを奏でてくれるから不思議です。
うぐいすが鳴き始めると、決まってお客様が来場されるため、現地に居る私たちにとっては
事前に接客の心構えができ、モチベーションが上がります。
もちろん、お客様を接客している最中にもその美声は絶えません。

これが「隠れスタッフ」たる所以です。


春になるとそのさえずりを楽しませてくれる、うぐいすの生体について調べてみました。
「うぐいす」という名前は、春になると谷の奥から出てくるので「奥出ず(おくいず)」と呼ばれていて、
これがなまって「うぐいす」になったとのことです。

うぐいすは、日本とその周辺地域にすむ小鳥で、体色は俗にウグイス色といいますが、
実は茶色っぽい色をしています。
日本ではどんな場所で鳥を観察しても、うぐいすが見つかるくらい数の多い鳥ですが、
特に広葉樹林に多く見られ、中でも下に笹が茂った樹林を好むそうです。
春にしか聞かない「ホーホケキョ」という声から、大きく移動をしているのかと思っていたのですが、
実は季節による移動をほとんどしない鳥で、渡り鳥ではないということです。

野鳥の鳴き方には2種類あり、縄張りを宣言したり求愛の意志を込めた「さえずり」と、
ふだんの「地鳴き」があるそうです。
うぐいすの場合は、繁殖期にあたる春から夏の間は「ホーホケキョ」のさえずりが聞かれます。
秋以降は、やぶ中で「チャッチャッ」という違う声を出しているため、「ホーホケキョ」は春だけ楽しめる
さえずりということのようです。

うぐいすの雄は、笹などが茂った場所に縄張りをつくり、雌がやってくるのを待ちます。
縄張りに雌が入ってきて、つがいになると雌は枯れた笹の葉などで丸い形の巣をつくって卵を産みます。
この卵を抱いたり、雛に餌を与えたりするのは、もっぱら雌の仕事だそうです。
うぐいすの社会では、一羽の雄が二羽以上の雌とつがいになる、一夫多妻型の構造であることが
わかっているそうです。


雄の「ホーホケキョ」という声。
高い声と低い声が聞こえることがあるため、数羽のうぐいすがいるのかと思っていたのですが
実は同じ個体が2種類の声を出しているのだそうです。
雄は縄張りをパトロールしながら、H型(高音)とL型(低音)の2種類の声でさえずります。
他の雄が縄張りに侵入してくると、その雄の近くまで飛んでいってL型(低音)の声で
盛んにさえずり、近くの雄を威嚇するときに使います。
時には他の雄を追いかけ回したり、取っ組み合いのけんかをしたりすることもあるようです。
従って、低い声の「ホーホケキョ」は、うぐいすの機嫌が悪い時に発する声ということになります。

横浜に在りながら、田舎の別荘のような自然あふれる閑静な住環境は大変希少です。
うぐいすのさえずりに心を癒されながら、また日本の四季を存分に楽しむことが出来る篠原台町の邸宅。
販売会を行いながら、実は心を癒されている私なのです。

少しでもご興味を持たれた方は、是非一度現地をご覧になってください。
ご来場をお待ちしております!

 

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