
皆様、こんにちは。西村友里です。
本日は、鶴見区にある弊社の管理物件の業案立ち会いに行って参りました。
お客様をご案内して下さった地元の業者は、管理物件のすぐ近くに
事務所を構えているため、積極的にお客様をご紹介して下さいます。
68歳のフランクなI社長とご子息様ご夫婦で不動産業を営んでおります。
本日内見が終わり、お客様がお帰りになられた後、I社長からいろいろなお話をお聞きしました。
現在、I社長の会社がある場所では、以前酒屋を経営されており、別の場所で不動産会社を開いていたそうです。
酒屋では、お酒だけでなくタバコも販売しており、どちらを販売するにも免許が必要になるため、
当時は販売しているお店が少なく、繁盛していたそうです。
しかし、小泉元首相が規制緩和をしたことにより、酒税が直接税から間接税に変わり、
お酒を販売する免許が取得し易くなったため、お酒を販売するお店が増えました。
今ではどこのコンビニでもお酒が販売されています。
時代の流れと共に多くの小売店では、コンビニにお客様を取られるかたちになっていきました。
更には6年前に隣の土地にドラッグストアが出来てそこでもお酒を販売し始めたので、
I社長のお店は酒屋をやめざるを得ませんでした。
タバコの販売だけを残して、離れた場所にあった不動産会社を現在の場所へ移し、
不動産会社をメインで再出発をされたそうです。
I社長には3人のご子息様がおり、ご長男様が現在一緒に不動産会社で働いています。
ご長男様はお子様が5人、千葉にお住いの次男様は3人、相模原にお住いの三男様は
奥様が現在妊娠中とのことで、来年にはお孫さんが計9人になるそうです。
「色々あったけど、楽しくやっているよ」と笑いながらおっしゃっていた姿がとても眩しく見えました。
お孫さんのために会社兼自宅の屋上に、滑り台とブランコとジャングルが一体になっている遊具を
置いてあげたそうですが、とてもスケールが大きい遊具に驚きました。
以前はご長男様が外から遊具が見えないように、屋上をビニールシートで囲っていたようですが、
近所の方やお客様から「何を祭っているんですか?お稲荷さんでもいるんですか?」と
度々聞かれるので、仕方なくビニールシートを外したというユニークなお話も聞かせてくださいました。
※写真の遊具はコストコで販売されています。ご興味がおありの方はお孫さんのためにいかがですか。
お酒やタバコの販売も楽な仕事ではないことが良く分かりました。