
皆様、こんにちは。西村友里です。
弊社の朝礼では、「職場の教養」という冊子を司会者が朗読します。
その中に『今日の心がけ』というコメントがありますが、
今日は「深い深呼吸で集中しましょう」と書かれておりました。
せっかくですので、今日の職場の教養の内容をご紹介いたします。
『業務に集中することは大切ですが、集中するあまり周囲が見えなくなってしまうことはありませんか。
期限を目前にした書類を作成中のAさん。パソコンの画面に集中するあまり、声をかけられても返事をせず、
会議の時間も忘れてしまいました。これは集中することの履き違えです。
周囲にも目が届き、必要なことに気がついてこそ、本来のあるべき集中の姿でしょう。 たとえば、車を運転する場合、集中するあまり、近くだけに目がいってしまっては、
先の状況を見越すことができません。周辺への視野を働かせることもできず、思わぬ事故や危険に遭遇して
しまいかねません。 集中とは、文字通り一カ所に集めることですが、一点しか見えなくなるようでは困ります。
視野を広く保つための方法として、深い呼吸があります。
何か物事に当たる時、意識して、深くゆっくりとした呼吸を取り入れてみましょう。
心の落ち着きは、周囲への気配りにもつながります。』
これを読んで真っ先に私の頭の中には、『ヨガ』が思い浮かびました。
私は4月からホットヨガのスタジオに通い始めました。
週に1回のコースなので、この日が来るのを心待ちにしながら日々の業務に励んでいます。
ヨガのスタジオで一番最初に教わったのが「呼吸法」でした。呼吸は、消化器系や循環器系などの器官と違い、意識することでコントロールすることができる
唯一の身体活動だそうです。
呼吸をコントロールして整えることは、心の乱れを整えて感情をコントロールすることに繋がっています。
つまり呼吸を訓練することにより心身を鍛えることが出来るのです。
ヨガでは呼吸は単なる「息」ではなく、あらゆる生物の「生命エネルギー」と捉え、
宇宙に満ちているエネルギーと同じものだと考えています。
そのため、深い呼吸をすることにより、生命エネルギーをたくさん吸収し、
身体の隅々まで行き渡らせて細胞を覚醒させ、本来のエネルギーを活用させようとしてくれます。
その代表的なヨガ呼吸が「腹式呼吸」です。
腹式呼吸とは文字通り、お腹を使ってする呼吸方法で、胸を動かさずに息を吸ってお腹を膨らませ、
吐くときにお腹をへこませます。
息を深く吸って、そのまま深く吐き出し、普段の呼吸で吐ききったと思うところから、
さらに限界まで吐きます。最後まで吐こうとすると、自ずとお腹に力が入ります。
これを腹圧と言いますが、腹圧をよく使って吐き切ったら腹筋を緩めます。
すると身体が自然と息を吸い込もうとして、お腹が思い切り膨らみます。
何度も繰り返してお腹が膨らむ感覚を掴むことが出来れば、限界ギリギリまで息を吐くようなことをしなくても、
ただ深く息を吐くだけで、自然と深く吸い込むことが出来るようになるそうです。
プラスで目を閉じ、瞑想をしながら呼吸に集中すると、より一層気持ちが落ち着きます。
ヨガを始めてまだ2ヶ月足らずですが、すっかりヨガの虜となりました。
皆様もぜひ、腹式呼吸を日々の生活に取り入れ、生命エネルギーを感じてみてください。
きっといつもと違う輝いた一日を送れるはずです。