
皆様、こんにちは。西村友里です。
昨日のセミナー日記第2弾です。
第2部は、一般社団法人不動産ビジネスカレッジ協会 会長 牛迫敬太氏
による『「ホームステージング」と「ルームステージング」』についてでした。
売買取引があった際に、売主様は「高く売れた」、買主様は「安く買った」と思えることにより、
「得した」と感じます。仲介業者も併せて三方両得にならないと、仲介業者はこの取引が
成功したとはいえません。
売主様にも買主様にも「得した」と思って頂ける為の手段が、「ホームステージング」であるとのことです。
牛迫会長は中古車販売を例に出されて「傷ついた中古車を買う人がいますか。
傷がついた車を直してから市場に出すのと家も同じです。」とおっしゃっておりました。
まずは修理をして、4S(整理・整頓・清潔・清掃)を行い、それからホームステージングを行い、
こちらのお家のアピールポイントを明示するという流れが大事であるということを学びました。
ステージングをすることにより、今まで価格交渉が入ることはほとんどなかったそうです。
あっても微々たるもののようです。
牛迫会長いわく、「今の営業マンは、お家を見せれば決まると考えているので、お家の詳細について
全く把握していない。お客様から質問されて答えるのではなく、何でも説明できるようにしておくことが
大切である。」とのことでした。
そうすることにより、後々「それは聞いてなかった」とお客様から言われてトラブルに発展することを
未然に防ぐことが出来ます。
「ステージングは“家具付き住宅”でも“装飾”でもない。その家の長所を誰にでも分かるように
コーディネートすることだ。」と会長はおっしゃっていました。
また、新たな相談窓口として、「ホームステージャー」を養成しながら、ホームステージングを拡大することを
考えており、近日中にホームステージングについて学んだり、ホームステージャーの紹介をしてくれる
「ホームステージャー・カンパニー」というサイトと、ステージング家具ギャラリー「One’s Style」の
サイトをオープンいたします。
「One’s Style」では、ホームステージングに使用する家具や小物、造花等の販売やリース、レンタルを行うそうですので、弊社でも今後のステージングに利用できると今からとても楽しみにしております。