2016年06月26日
営業活動日記 「高齢者コミュニケーション会話器『フェーストーカー』」

皆様、こんにちは。西村友里です。
セミナー日記第3弾です。
第3部は、Jumpers株式会社 代表取締役 西尾 俊高氏による
「高齢者コミュニケーション会話器『フェーストーカー』をご存知ですか?」に
ついてでした。

不動産業界とは少し異なる話ではありましたが、耳の構造や難聴者についての
説明を受けながら、『フェーストーカー』は近い将来必ず活躍する道具であることを知りました。

西尾講師から、「目は何のためにあるかご存知ですか。」という質問がありました。
目はライオンが獲物を追いかけるように、食べ物を食べる為にあるそうです。
反対に耳は、敵から食べられない為(逃げる為)にあるとのことでした。
また耳は、常に危険を避ける為、目と違って閉じられないようになっているとのことでした。

次に「耳にとって田舎と都会の差は何であるかご存知でしょうか。」との問いかけがありました。
田舎は「自然の音」に溢れているが、都会は「人工の音」に溢れている。
しかし、都会でもマンションは構造がしっかりしていることもあり、音が出るものを消せば、
静寂へと変わります。耳は音を探すものなので、静かになると人は音を探し始め、
その内「キーン」という音を感じて、耳鳴りになってしまうそうです。
それを治す為の方法は、西尾社長曰く、今はないとのことでした。

難聴者が居る家庭では、テレビの音が異常に大きくてイライラしたり、難聴を指摘しても本人が認めたがらない
ことなどから、難聴者を頑固者だと思う傾向があるようです。また、家族が高いお金を出して補聴器を購入し
与えても、難聴者が使わなくて腹を立てたりする家庭もあるようです。
このようなことから、難聴者は段々と社会生活から遠ざかり、人と話さなくなり、鬱や認知症になってしまうのだ
そうです。補聴器を身につけている方もいらっしゃいますが、補聴器をしていれば聞こえるというものではなく、補聴器は雑音が多く、会話をするにも雑音が気になって「うるさい」と感じることが多いようです。
補聴器に代わって、これらのトラブルを解決するのが『フェーストーカー』です。
装着は簡単で、マイクがついた機械をネックレスのように首に掛け、イヤホンを耳につけるだけです。
それにより、口と耳、口とマイクがほぼ同じ距離なので、耳元と同じ大きさで集音され、耳元ではっきりと
聞こえます。実際に機械を装着させて頂きましたが、機械はとても軽く、音も明瞭に聞こえました。
先輩は、お母様とおばあ様にプレゼントをすることを真剣に考えていました。
3部とも大変参考になる講話で勉強になりました。
上手に仕事に取り入れながら、今後の業務に活かして参ります。

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