
皆様、こんにちは。西村友里です。
弊社の本店は1階の路面店なので、一般のお客様だけでなく、様々な職種の方々が来店されます。中には一風変わった珍客もございます。
昨日は、タクシーの運転手さんがお客様を車に乗せたまま、弊社に来られました。入ってきたかと思うといきなり、「ここのビルはどこにある?」とメモを見せながら質問してきました。恐らく外国のお客様を乗せており、その方が書かれたメモなのでしょうが、場所がわからない様子です。
メモに書かれている場所を教えると、すぐさまタクシーに戻って行きました。道に詳しい職業として、不動産会社、交番のお巡りさん、タクシードライバーが上位に入るのではないでしょうか。
また本日は、とても丁寧でマナーが行き届いている管理会社の担当者が来店されました。定期的に管理物件のご紹介に来られる業者は多いのですが、通常は物件資料をパッと出して、一言二言の会話を交わし、「よろしくお願いします」と言って帰られます。しかし、本日来られた業者は話し方だけでなく、非常に丁寧な動作をされる方でした。
物件の説明をする際には、クリアファイルに載せた資料を見せながら、きれいに揃えた指先で文章を追ってわかり易く説明をしてくださいました。また資料を私に渡すときもクリアファイルに載せたまま両手できちんと差し出しました。そつのない機敏な動きと丁寧な対応に、この担当者の仕事に対する姿勢やキャリアが窺い知れました。
他社を訪問して帰る際、一般的なマナーとして出入口で一旦こちらを振り返り、再度お辞儀をして去ります。中にはこれらのマナーもできず、さっさと知らん顔して帰る方も少なくありません。
先ほどの担当者は、もちろんマナーができておりました。互いにお辞儀をして私が1秒くらいで顔を上げたところ、その方はまだ頭を下げていたため、一瞬驚きました。結局5秒間くらいお辞儀をしてから頭をあげて帰って行きました。
会社の教育なのかもしれませんが、日々大勢のお客様が来られる会社に好印象を残すには、とても良い方法だと思いました。
私は他社を訪問する際には、「明るく元気に」を心掛けて、物件のご紹介をしておりますが、
果たしてこれほど丁寧な動きが出来ていたかどうかを振り返ってみると、自信を持って「出来ている」とは言えません。
同じ営業担当者として、他社の営業の良い点を見習い、丁寧で機敏な動きを心掛けて参ります。