2016年07月03日
営業活動日記 「三井物産横浜ビル」

皆様、こんにちは。西村友里です。
引き続き、関内の「古い建物とビル」をご紹介いたします。
「三井物産横浜ビル」という、鉄筋コンクリート造地上4階地下1階屋根付の建物です。
横浜公園の北北東に位置する出入口から、海に向かって真っ直ぐ伸びている道路を
「日本大通り」と呼びます。日本大通りはイチョウの並木道が続き、四季折々の景色が楽しめます。
県庁をはじめとする異国情緒も漂う建物が建ち並び、一瞬「ここはどこの国?」と思えるような
景色を味わうことが出来ます。
また、タイミングが良ければ、日本大通りと大さん橋に停泊している客船のツーショットを見ることが出来ます。
ちなみに、今日は「ダイヤモンド・プリンセス」というイギリスの船が午前6時から午後5時まで停泊しています。
その日本大通りに建つビルの一つが、「三井物産横浜ビル」です。
三井物産横浜ビルは、旧名で現在の名称は「KN日本大通ビル」になります。
添付しております写真の正面左側が1号館、右側が2号館になります。
三井物産横浜支店として1号館が1911年(明治44年)に建てられました。
1号館は、日本初の全鉄筋コンクリート造の建築物だそうです。
2号館は1927年(昭和2年)に建てられました。
見た目からして、相当築年数が経った建物であることは分かりますが、まさか100年も前の建物だとは
思いもよりませんでした。
ウィキペディアによると、関東大震災で横浜の建物群が壊滅的な打撃を受けた際にも、当建物は倒壊を免れ、
鉄筋コンクリート造の地震に対する有効性を印象付けたそうです。
1号館の1階には、「ギャルリー・パリ」というギャラリーが入っており、現代アートを中心に絵画、彫刻、建築、
ファッションなど、様々なジャンルの展覧会が開かれています。
だいたい1週間ペースでアーティストと展示作品が変わるそうです。

猫に関するギャラリーやグッズ販売も定期的に開催されており、2年前に開催されていたときは、
猫好きの代表と訪れたことがありました。
ちなみに1号館のエレベーターは、当時の蛇腹式エレベーターのままで、モダンな雰囲気を醸し出しています。
是非、関内に来られた際には、訪れてみてはいかがでしょうか。
一見の価値があると思います。

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