
皆様、こんにちは、西村友里です。
先日、関内周辺で出店を希望されている法人様をご案内いたしました。
建物の雰囲気を重要視されているお客様で、全部で4件ご案内し、
その中の1件で、現在前向きにご検討を頂いております。
こちらの会社は、シャツ・スーツ・ニット・ジーンズ・帽子等を販売されている会社で、
ご案内には営業担当者様がお越しくださいました。
会社の代表者様はテレビや新聞等、さまざまなメディアに出て活躍されている方のようです。
日を改めていよいよ代表者様をご案内することになり、少し緊張しておりました。
良いお話へと進むように頑張って参ります。
営業担当者様をご案内している道中、過去に勤務されていたお仕事についてお話しを伺いました。
今の会社が3社目だそうですが、過去にドラッグストアで働いていたそうです。
「そこで商品のPR方法一つで、売上が全く異なることを知った」とおっしゃっておりました。
例えば、原価の高い約500円するボディーソープをただ並べて置くよりは、その隣に原価の安い約300円するボディーソープを並べて置くことにより、約300円するボディーソープの方がはるかに売れ、原価も安いのでその分がそのお店の利益になるとのこと。
PR方法に魅力を感じ、PRの専門学校に通い、その後PR関連の会社に就職して、数年経ってから出会ったのが、今の会社の代表者様だったそうです。
PRの専門学校があること自体知りませんでしたし、そもそもPRとは何か具体的に分かっていなかったので調べてみました。
「PR=広報」という職種で、「ホームページの更新をしてる人」や「プレスリリースを書く人」、「雑誌やテレビからの問い合わせ窓口」等、いずれも「企業」と「まだ見ぬユーザー」をつなぐ、重要なコミュニケーションの担い手であるということでした。
PRはPublic Relationsの略で、「(企業が)社会と“良好な関係”を築いていく」ことを指しています。
「広報」、「マーケティング」(顧客起点に製品やサービスを考える行為)、「営業」の3つで目線の違いがあるそうです。
①マーケティングは、市場から顧客を見ます。
②広報は、視野を限定せず、タイミングに応じたステークスホルダー(利害関係者)を見ます。
③営業は、顧客から市場を見ます。
営業とマーケティングは表現の上では相反していますが、決してそんなことはなく、マーケティング戦略に沿って営業が戦術的に動き、営業は最前線で得た顧客や市場の声をマーケティングにフィードバックし、それに基づきマーケティングは戦略を調整するといった、相互補完関係があるそうです。
PRはメディアを通じて社会に「知りたい」と思ってもらえるかがポイントであり、それは「情報の切り口」をどう作るかが重要になります。
切り口とは、「意外性」、「一番」、「初めて」、「社会性や地域性、トレンド」等であり、数字を交えたりしながら顧客目線のストーリーとして組み立ていくことで、情報のメディア掲載への道は開けるようになるとのことでした。
(参照:「マーケティングとPRのキホンを学ぶ。」http://knowledgecommons.net/2014/04/marketing-pr/)
こういった職種もあるということを知り、また一つ知識を増やすことが出来ました。
これも不動産を通じて、色んなお客様と出会えるからだと思います。
これからも一つ一つの出会いを大切にして参ります。