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皆様、こんにちは。山口幸夫です。
7月1日に発表された路線価は、都心を中心にさらに上昇傾向にあり、東京オリンピックに向けて不動産市場は引き続き堅調な動きが見られます。
投資用不動産も例に違わず、活発に取引されております。
先日、不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家」を運営する健美家(株)より発表された2016年上半期の「東急東横線沿線駅別 マンション投資利回りの平均」がとても興味深かったのでご紹介させて頂きます。
同社が運営する情報サイト「健美家」に登録された新規物件を集計し、算出された結果です。
渋谷駅~多摩川駅までの東京エリアでは、「田園調布」駅が利回り8.26%でトップでした。
1㎡当たりの平均単価は55万円、平均専有面積は東京エリア内で最も小さく17.4㎡、築年数は東横線エリアで2番目に古い30.2年経過ということもあり単価を押し下げた結果、利回りが上がったという結果です。
「渋谷」駅~「自由が丘」駅までは、 23区内ということもあり築年・面積にはさほど影響を受けず、低利回り、高単価となりました。
「新丸子」駅~「元住吉」駅までの川崎エリアでは、「新丸子」駅が8.01%でトップでした。
1㎡当たりの平均単価が55万円、平均専有面積は18.2㎡、こちらも築年数が古いことで単価が下がり、利回りが高くなりました。また、「武蔵小杉」駅(5.91%)と「元住吉」駅(6.85%)の2駅は、東京都内並みの低い利回りとなりました。この2駅については、平均築年数が浅く、専有面積が30㎡を超えていたことも影響しております。
「日吉」駅~「横浜」駅までの横浜エリアについては、「白楽」駅が9.71%でトップでした。
1㎡当たりの平均単価は38万円と低く、高利回りを後押ししました。
横浜エリアは、「妙蓮寺」駅のみ築年が浅く、専有面積も広かったため、利回りが6.71%となりましたが、平均利回りは8%以上と高水準を維持しました。
「白楽」駅は、神奈川大学の最寄り駅で学生需要があることと、六角橋商店街等もあり生活施設が充実しておりますので、人気のある駅といえます。
都内23区は価格上昇が顕著ですので不動産投資という点では難しいところがありますが、人気の高い東横線沿線の横浜エリアであれば都心へのアクセスも良いため、高利回りが維持されております。
その中でも白楽駅周辺は、空室リスクも少ない穴場と言えるかもしれません。
弊社は東横線沿線を得意としております。
不動産投資にご興味がございましたら是非ご相談ください。