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皆様、こんにちは。山口幸夫です。
ニュースでも連日報じられ人気が過熱している「ポケモンGO」。
実際に外を歩きながら楽しむゲームなので、私が子供の頃に熱狂したファミコンに比べれば、まだマシなのかなと当初は思っていました。しかし、全国で発生している様々な事故などを知れば知るほど、その危険性に驚かされます。
日本でも早くも社会問題になっている「ポケモンGO」。漫画家のやくみつる氏は、ポケモンGOに興じる人を「心の底から侮蔑します」と発言し物議を醸しております。しかし、「現実は面白いことに満ち溢れているわけです。道端の植え込みだって、そんな中にいる虫にだって興味を示せばいいものを、そこを見ながら現実的じゃないものを探す。」というコメントに私は共感を持ちました。
夢中になりすぎて、私有地や立入禁止区域などの危険な場所へ入り込み、問題を起こしている心無い人もいます。こういった社会現象に対する議論は大抵、良いか悪いかの極論で罵り合いにつながります。それもこれも、一部の秩序を乱すマナー違反の人達がいるから何事においてもマイナスイメージがつきものになってしまうのです。
「ポケモンGO」に全く興味がない私ですが、昨日歩いていたら横断歩道のところで熱中している中年女性を見かけました。
何やら楽しそうにニヤけていたので、つい声をかけてしまいましたが、
どうやらモンスターをゲット出来たので喜んでいたようです。
私より年上に見えるその中年女性をも虜にしてしまうポケモンGOとはいったい何がそんなに面白いのか、謎は深まるばかりです。
私はこの社会現象のなかで、ひとつ心に決めたことがあります。
それは、「車の運転にはこれまで以上に気を付ける」ということです。
歩きながら夢中になっている人は、当然ながら溢れかえっております。さらには、自転車に乗りながらスマホの画面に夢中になる人も大勢います。このような状況が続くと、今まで以上に自転車と歩行者の事故は増えることでしょう子供やお年寄りが犠牲になる悲しい事故は防ぎたいものです。
車を運転する人にとっては、歩行者はもちろんのこと自転車やバイクを運転している人たちは、とても怖い存在です。そのただでさえ怖い存在が、スマホに熱中しながら走っているということを想像しただけで背筋がゾッとします。猪突猛進のイノシシがこちらに向かってくるようなものなのですから、たまったものではありません。
それでも事故が起きれば、たとえ相手が悪くても車を運転していた者が責任を負うことになります。更に恐ろしいことに、車のドライバーの中にも「ポケモンGO」に心を奪われ、運転中にゲームをしている人がいるということです。ここまでくると異常な世界です。
すでに子供たちは夏休みに入っています。行動が読めない子供の道路侵入などが更に増えることは間違いありません。
ドライバーの皆さんは、本当に車の運転に気を付けましょう。
想像しただけで疲れてしまいますが、自分の身は自分で守るしかありません。
「だろう運転」ではなく、「かもしれない運転」と言われていましたが、今となっては「きっとくる運転」くらいに構えていなくてはならない世の中になっているのですから。
お互いにルールを守り、秩序ある行動をしたいものです。