2016年09月19日
営業活動日記 「外国の方々に学ぶこと」

皆様、こんにちは。西村友里です。
弊社には、不動産をお探しの外国人のお客様が大勢来店されます。
韓国人や中国人、ベトナム人やインド人、アメリカ人やヨーロッパの方々など国が違えば言葉も異なる方々がお見えになられます。
本日は、中国出身だけれども日本に帰化されたお客様と、
韓国出身だけれども日本の永住権を持たれている2組のお客様の接客を行いました。
もう何度もお会いしている方々。
本日は2組のお客様から同様のお話を伺いました。 それは、「日本でビザを取るのは難しかった」という話です。
知識が乏しい私ですが、お客様のお顔を拝見する限り、相当大変だったことが見て取れました。
日本の場合は外国人の単純労働を原則として認めていないので、
就労ビザの条件として、大卒以上の学歴か、一定年数の専門職の実務経験(職種によって3年~10年)が
あること、且つその学歴や職歴で培った専門知識・技能を、生かせる仕事をすることが挙げられているそうです。

例えば、文学部の国文科卒業でITエンジニア、というのは条件を満たしません。
日本に出稼ぎに来たいという人の多くは学歴も実務経験もない方なので、そもそも条件を満たしません。
只、外国人の単純労働には抜け道があるそうで、日本人と結婚した外国人配偶者や日系人、
留学生のアルバイト、研修生は実質的には日本の単純労働を担っています。
そのため、就労したいがために日本人と偽装結婚する外国人が多いそうです。
自国民の雇用を守るために外国人の就労を厳しく制限するというのは経済水準の高い国であれば
どこでもやっていることだそうです。
(Yahoo!知恵袋:takano_gyousei2006さんの回答より参照)
その他、在留資格とその内容については、以下に細かく記載されていました。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S26/S26SE319.html
また、基準については、こちらです。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H02/H02F03201000016.html

お客様が皆さん口をそろえておっしゃることは、
「今までずっと真面目にやってきたから日本にいられる。真面目が一番。」です。
私もお客様に負けないよう、真面目にコツコツと業務に励んで参ります。

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