
皆様、こんにちは。西村友里です。
よく「大人になるほど時間が経つのが早く感じる」と聞きます。
私は最近特に、時間が経つのが早く感じるようになりました。
おかげさまで弊社には、毎日たくさんの仕事が入ってきます。
弊社代表を中心に、皆で一丸となって対応しております。
大人になるほど時間が経つのが早く感じる理由としては、
大人にはやるべきことがたくさんあるからだと思っていたのですが、調べてみると「ジャネーの法則」というものがあるそうです。
ジャネーとはパリ出身の哲学者であり、作家でもあるポール・アレクサンドル・ルネ・ジャネ
(Paul Alexandre Rene Janet)を指しております。
その方が発案し、心理学者である甥のピエール・ジャネの著書において、
主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を
心理学的に説明しています。
簡単に言えば、生涯のある時期における時間の心理的長さは、
年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)そうです。
例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどですが、
5歳の人間にとっては5分の1に相当します。
よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、
5歳の人間の1日が50歳の人間の10日に当たることになるそうです。
さらに、ジャネーの法則によりますと、体感的には20歳で人は人生の半分を終えているようです。
20歳から80歳くらいまでの長い年月は、0歳から20歳の体感時間と同じということになるそうです。
30歳の人が「つい最近まで20歳のつもりだったのに、いつのまにか30歳になっていたよ。」と
よく口にするのも、こういった点からだそうです。
また、子どもの頃は知らないことが多く、毎日のように新しい経験や発見がありましたが、
大人になれば知り尽くしてしまうものが多く、新しいものに出会えるチャンスは少なくなります。
人は未経験のものをやっているときは、それが強く意識に残り時間が長く感じるもので、
慣れてしまえばそれによって時間の長さも気にならなくなり、早く感じるようになるそうです。
そして、大人になると新鮮味がなくなるだけではなく、同じことを繰り返す頻度も多くなります。
以上のことから、なぜ時間が経つのが早く感じるのか分かりましたが、
慣れから早く感じるとは少し違うように思えます。
後悔だけはしないように、今を頑張って参ります。