
皆様、こんにちは。西村友里です。
この日記を通じて、私は弊社にご来店されるお客様や不動産会社、
取引業者や道を尋ねてご来店されるお客様等の話題を取り上げる
ことがありますが、今日は毎年春と秋の決まった時期に、
渡り鳥のように必ず来店される、某企業の研修生についてお届け致します。
この会社は、不動産会社でも銀行でも保険会社でもありません。
教育セミナー事業をしている会社で、学生が社会に出るためのトレーニング研修を
行っている会社のようですが、正直彼らに何を教えているのか疑問に思います。
恐らくトレーニングの一環で、関内周辺の企業を廻り、名刺交換をしてくるようにとの
指示が出されているとは思うのですが、何を教育したいのかが彼らを見ていると
一向にわかりません。
どの研修生もリクルートスーツを着ており、エントランスの前で1度立ち止まり、
少し硬い顔つきで来店されます。
緊張しながら入ってくるのはわかりますが、他社を訪問させるのであれば、
先ずは言葉遣いを教育したらいかがですかと言いたいくらいです。
入社4年目となる私には、彼らのしぐさや風貌を見ただけで、
「あの会社の研修生だな。今年もやって来たか。」とわかるようになりました。毎年、様々な研修生がやってきますが、今年の研修生は最強でした。声が小さくて何を言っているのかまったくわからないうえに、言葉遣いは目茶目茶です。
研修生:「すみません。J社の〇〇です。」 西 村:「J社さんですね!この時期になるといつもいらっしゃいますよね。」 研修生:「あ、はい・・・。えっと、本日他にもJ社さんの人がいらっしゃいましたのでしょうか?」 西 村:(はあ?自分の会社に「さん」はないでしょ。ましてや「いらっしゃいました」じゃないでしょ) 「御社の方がおみえになられたかはわかりません。私も午前中はずっと契約をしていたので。」 研修生:「そうでしたか。この本のこと知っていますか?買いませんか?」 西 村:(いきなり?) 彼がカバンから出したのは、毎年恒例のマニュアル本でした。 西 村:「毎年持ってきてくださるので、弊社にはありますよ。」と伝えたところ、
研修生:「分かりました。名刺を頂けないでしょうか。」
私も会話が下手なので、あまり人のことは言えませんが、さすがに驚きました。
研修生としてJ社の名前を使って練習をしているだけにせよ、
J社は教育事業や社員教育教材の開発・販売事業もしている会社です。
この研修生をみる限り、これでは「当社のセミナーを受けても成果は出ませんよ」と
恥をさらしながら歩き廻っているだけのように感じてしまいます。
本日来店した研修生がずっと薄ピンク色の小さなケースを握りしめていたのが
気になっていたのですが、案の定、それは名刺入れでした。
ジェンダー差別をするわけではありませんが、せめてスーツを着たビジネスの場では、
男性は黒か茶色の名刺入れを持つべきではないでしょうか。「ピンク」の名刺入れを誰が買ったのか、誰の趣味なのかはわかりませんが、
やめたほうが良いと思います。
事務所の奥で私と研修生の会話を聞いていた先輩は、研修生が帰られた後、
「すごく暗い人だったね。私が対応していたら『今までで一番声が小さいですよ!』と言っていたよ。
何だか声だけ聞くと栗原類くん(ネガティブなキャラクターでブレイクしたモデル)みたいだった。」と
驚いていました。
人の振り見てではありますが、私も他社を訪問した際に、同じようにチェックが入らないよう注意したいと思います。弊社も代表が講師を務める研修会社ですので、代表の顔に泥を塗らないよう気を付けます!