2016年10月22日
営業活動日記 「賃貸管理も様々で驚くことだらけです!」

皆様、こんにちは。西村友里です。
 
本日は、2件のマンションを内見して参りました。
1件は下見をするためで、もう1件はお客様をご案内するためです。
 
先日、新規で収益マンションのご購入を希望されるお客様がご来店されました。
このお客様は、ご自身で不動産検索を行っており、弊社からほど近い場所に建つ
オーナーチェンジのマンションが気になっているとのことでした。

調べてみたところ、そのお部屋はすでに契約予定でしたが、別のお部屋が
オーナーチェンジで売却に出ていることが分かりました。

お客様から「現在空室のお部屋があれば室内を見てみたい」とのご要望があったので
お探ししたところ、タイミングよく賃貸募集をしているお部屋がありました。
早速、募集活動を行っている不動産会社へ連絡をし、内見方法を確認しましたが、
鍵の設置場所を教えてくださった担当者の口調に、どこか自信の無さを感じました。
また、設置方法も弊社では考えられない内容でした。
そもそも弊社では、鍵を現地に設置することはありませんが。

いつお客様から「お部屋を見たい」と言われてもいいように、夕方現地を内見して参りました。
築年数がかなり経っているマンションですので、ある程度は私の頭の中でイメージは
出来ていましたが、築年数よりも「ありえない!!」と思うことが多々ありました。
 

①電気が通電されていない!
 入居募集をしているのですから、必ず案内が入ります。
 それなのに、電気をとめている意味がわかりません。
 これではせっかくご案内が入っても、室内のイメージが悪く、なかなか決まりません。
 ましてや私が行ったのは薄暗くなった夕方です。
 電気がつかなければ、夜やお天気が悪い日のご案内はできないでしょう。
 オーナー様のために早く入居者を決めるという意識は無いように思えます。

 百歩譲って、私が内見に行くことは担当者に伝えているのですから、
 どうして電話で、「電気が通っていないので、暗いと思いますが大丈夫ですか?」くらいの配慮が
 ないのか・・。あっ、配慮ができるような業者であれば電気はついているから、仕方がないですね。
 
 ちなみにこんな状況なのに、マンションには「入居者募集中 〇〇〇不動産」と名前入りの特大垂れ幕を
 掲げていました。それを見て苦笑いをした私です。
 

②クロス一面に子供の落書きが残っている!
 電気がつかないので、持参したハンディライトを照らしながら、室内を見学しました。
 壁にライトを当てた瞬間、心臓が飛び出るかと思うような文字が目に飛び込んできました。
 壁一面に描かれているため、一瞬呪いの言葉でも書いてあるのかと思ったほどです。
 ちょうどこのマンションの隣のマンションで、以前飛び降り自殺があったので、
 余計な妄想をしてしまいました。
 目を凝らしてよく見たら、女の子のイラストが見え「なんだ子供の落書きか・・・」と一安心。

 
③害虫Gの大量発生!
 安心したのも束の間、今度は誰もいないはずのキッチンで何かが動きました。
 ぎょっとしながらライトを照らすと、茶色の小さな害虫がうようよいたのです。
 普通の20代女子であれば、「キャー!」といって部屋を出ていくと思いますが、
 私の場合は、この4年間で相当鍛えられました。
 マンションや戸建だけでなく、数多くの店舗を見てきたおかげで、さすがに「キャー!」とはなりません。
 「うん。いるね、いるね。」と一人呟いていました。私のこの姿を見た人のほうが怖いかもしれませんが。
 慣れというものは恐ろしいものです。


このような部屋でしたので、お客様をご案内するのは躊躇しますが、
先ずは現状を正直にお伝えし、そのうえでご覧になりたいというのであれば、
ご案内をさせて頂きます。

不動産の商品化の大切さを痛感した下見でした。

 

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