
今日の玉手箱 「いるいる、こんな担当者!」
オープンハウスを開催するには、広告費などの経費がかかります。
どこの会社でも、経費は会社が負担するものであり、営業担当者個人が
負担している会社は、フルコミッションの会社でない限りは皆無でしょう。
ここで大切なことは、1枚のチラシには費用がかかっているという事です。
費用を意識すると、行動が変わります。行動が変われば、次のような営業担当者はいなくなるはずです。
◇現場の掃除をしていない
◇「のぼり」は立てっ放しで、色あせている
◇平気で煙草を吸っている
◇車の中や椅子に座って居眠りをしている
◇営業担当者同士または携帯電話で、大声で話しながら笑っている
◇人の目も気にせず、平気で食事をしている
このようなオープンハウスを行っている担当者は、何のためにオープンハウスをしているのかを、
担当者自身が理解をしていないのだと思います。
受託した物件を「売却するため」に現場にいるのではなく、ただ単にオープンハウスを「やれ」と言われて、
仕方なく行っているのかも知れません。
「オープンハウス」は、地域住民への「物件紹介システム」です。
地域にお住いの方々は、近所で売りに出ている不動産に興味を持たれます。
オープンハウスを行い、告知することで、「顕在見込客=いますぐ顧客」、
「潜在見込客=これから顧客」に出会え、購入や売却につなげることができます。
また、自社の「元気」を地域の方に知っていただく最たる手法でもあります。
その様なチャンスを自らの手で壊すのは、大変もったいないことです。
信頼して任せて下さっている売主様と、経費を負担する経営者の顔を思いだし、
後ろ指を指されないオープンハウスをお互い行いたいものです。