2016年11月10日
営業活動日記 「旧 根岸競馬場一等馬見所」

皆様、こんにちは。西村友里です。
本日先輩が社用車で、JR「山手」駅周辺のマンションの下見に出かけ
「山手に行くのは、遠足やドライブで行ったとき以来だった。根岸森林公園の周辺も
通った」という話を聞き、私は先輩から何も聞かれていないのに、興奮気味に
「私、行ってみたいところがあるんです!」と、先輩の会話に入り込んでしまいました。

私はお客様のご案内等で、根岸森林公園の近くまで何度か行ったことがありますが、
一度も森林公園に入ったことはありませんでした。
しかし、この公園にとても興味を抱いており、「横浜競馬場跡」にある「旧 根岸競馬場一等馬見所」を一度でいいから訪ねてみたいと思っていました。

「旧 根岸競馬場一等馬見所」は、日本に居留している外国人のために造られた
日本初の洋式競馬場の一部です。
この一等馬見所は4,500人を収容出来ただけのことはあり、お城のように大きな建物です。
春から夏にかけては、建物の3分の1が蔦に覆われて、独特な雰囲気を漂わせます。 インターネットの写真で何度か見たことはありますが、「実物を見てみたい!」という気持ちになったのは、
山手にあるマンションのバルコニーからその建物を偶然見つけた時からでした。
添付しております写真は、その時に撮影したものです。
実際にバルコニーからの景色は、もっと遠くに小さく見えましたが、カメラのズーム機能を使って拡大しました。
写真を見ただけでも異国の雰囲気が漂ってくるのがわかります。
横浜競馬場は、関東大震災後の1930年(昭和5年)に一等馬見所のみ復興されて、
1942年(昭和17年)秋のレースを最後に閉鎖されました。
みなとみらいを見渡せる高台に立つ旧根岸競馬場は、戦争中はその見晴らしの良さから
通信施設等に用いるため旧日本海軍に接収されてたそうです。
戦後は米軍に接収され、住宅地やゴルフ場などに使用されていましたが、
その後1981年(昭和56年)に接収を解除され、国を経て横浜市の管理下におかれることとなりました。

現在でも建物の正面は米軍施設に隣接し、そちらから見ることは出来ません。
1988年(昭和63年)2等観覧席が解体され、老朽化が進んだ1等観覧席の屋根が撤去されました。
窓は板で覆われ、建物自体も柵で囲われているため、残念ながら中に入ることは出来ません。
下記旅行サイトに詳細が載っておりましたので、ご参照ください。
http://guide.travel.co.jp/article/14327/
機会があれば、実物を見てきたいと思います。
ご興味がおありの方は、是非見学に行かれてみて下さい。

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