
久々の帰省 後編
皆様、こんにちは。井上久恵です。
「久々の帰省」の続きです。今回の帰省では、いつもより父と過ごす時間が
長かったように思います。
予定外で父に連れ出されたこともありますが・・・。
時期として「実りの秋」だったので、
山や畑に行き父と祖母が育てた野菜や果物を
父と一緒に、両手がいっぱいになるほど収穫しました。
私自身が土に触れたり作物に触れる経験がほとんどないので、
父のうんちくを聞きながらの収穫作業は、
うんざりもするけれど楽しい時間でした。
我が家では昔から、祖父母が作ったお米がいつも家に送られてきました。
祖父母が田植えをし、育て、収穫し、精米したお米です。
ただ、今までそれら一連の作業を一度も見たことがありませんでした。
帰省の時期が、農作業の時期とずれていたからかもしれません。
今回の帰省で、初めて「精米」という作業を父に見せてもらいました。
(我が家のお米のストックがなくなったので、
「お米ちょうだい、ちょうだい」と父におねだりをしたからです。)
父と一緒に作業場に行き、今まで
「これ、いったい何なんだろう・・・?」と思っていた大きな扉が、
なんとお米の貯蔵庫だということもこの時初めて分かりました。
中にはたくさんの米袋が入っていました。
父に欲しい量を伝えると、父は大きな桝で、
伝えた量の8割増しのお米を計り精米機に入れました。
どうして8割増しなのか尋ねると、お米を精米すると
お米に付いていたもみ殻の重さが、この割合分減るからだそうです。
言われてみると、あぁそうかと納得しました。
実はもっと早く精米が終わると思っていたのですが、お米5キロ精米するのに15分~20分程掛かりました。
これからは、ちょこちょこ「お米ちょうだい。送って」なんて
言わないようにしようと思いました。
サラリーマンだった頃の様子は、もう父からは全く感じませんでした。
大きな桝を使って、秤を頼らずぴったり計量している職人技も、
たまたま見ることができ、
「お父さん、すっかりファーマーだね」と言うと
「まあな」とまんざらでもない顔をしていました。
元々父は植物を育てることが好きで、実家マンションのベランダは
いつも植物園状態でした。
「お父さん農業のこと何も分かんないけど、
勉強して一生懸命育ててあげると、応えてくれるんだよ。
それが、お父さん好きなんだよ」と言っていました。
祖母と喧嘩しながら、試行錯誤を繰り返しながら作っている父のお米は、
毎年どんどんおいしくなっています。
これからも、怪我や病気に気を付けながら
大好きな農業を長く続けてもらいたいなと思いました。
うんちくが長すぎるのがたまにキズなのですが、
父と2人で過ごす時間もとても楽しかったです。