
皆様、こんにちは。井上久恵です。
皆様は、ご自身にとって「ジンクス」のようなものはありますか?
(ジンクス・・・縁起の良い、または悪い言い伝え)
私は2つあります。
そのうちの1つは、「私が建物から出ると雨が降る/強まる」という雨女ジンクスです。
社内では既に周知されており、最近では、雨の日の定休日などは
「あれ?今井上さん、建物の外に出たのかな?」とも思われているようです。
社内研修の日なども、私はハラハラしています。
雨が降ったらどうしようと、研修の数日前からテルテル坊主を作ったこともあります。
週末、全国がこの冬一番の寒波に見舞われました。
その最中、私はお客様H様のご案内のお約束が入っていました。
物件の下見をした日は、大変良い天気で、
歩いていると暑くなり、マフラーを取り、上着を脱ぎ、
湘南の海風が気持ちよく感じた程でした。
しかし、気合いを入れた日に限ってこういった天気を引き寄せてしまう私・・・。
ご案内日当日の午前中は、横浜も大変良い天気でした。
「今日は寒いけど、天気が良くてよかったね!」と代表に声を掛けて頂いたのですが、
現地に到着して空を見上げると、どんよりとした雲が広がっていました。
H様とお会いし、開口一番言われてしまいました。
「さっきまでは良い天気だったんですけどねぇ。」と。
「それは私のせいです。カクカクシカジカ・・・」とご説明させて頂き、お詫びしました。
この日の終わり、天気に関してとても驚いたことがありました。
H様に最後の物件をご覧頂くため、葉山方面に移動しました。
現地につくとチラホラ雪が舞い始め、明らかに先程までと空気の冷たさが違います。
1階をご覧頂き、2階に上がり、バルコニーは?と外に出ると、
雪の降る勢いが強くなっています。
「えー?これ、帰りは大丈夫かしら。」と全員の不安が少しずつ高まって行き、
物件を出るころには「きゃー」と騒ぐほどの猛吹雪になっていました。
最寄駅に向かう道は吹雪で視界が非常に悪く、車内では「明日は大丈夫だろうか」
「電車が止まったりしないだろうか」とプチパニックが起きていました。
その時、1本のトンネルをくぐりました。
距離にして500mも無かったと思います。
トンネルを抜けて目に入った景色に、車内一同呆然。そして笑いが起きました。
なぜなら、雪どころか雨すら降っていなかったからです。
対向車は濡れておらず、こちらを走る車だけが雪をかぶってびちょ濡れの状態です。
「この対向車たちは、このトンネルをくぐったあと、きっとビックリするでしょうね」と笑い合いました。
異次元の世界から飛び出したようなあの感覚は、今時間が経っても不思議な感覚です。
あの吹雪はなんだったのか・・・。私のパワーなのか・・・?(いや、さすがにそれは無いでしょう、きっと)
H様と一緒に車内でポカンとしてしまったことも、忘れられない出来事になりました。