2017年04月22日
営業活動日記 「代表の思い出の店 『炎』さん、最高でした!」

皆様、こんにちは。井上久恵です。
先週、1本の電話が代表の携帯に掛かってきました。それは反町にある小料理屋のママからの電話で、「今月いっぱいでお店を閉める」という悲しい知らせでした。その小料理屋と代表のお付き合いは20年にも及びます。これまで何度か店舗の場所を変え、ご夫婦で小料理屋を営んできました。

今回が初めてではないそうですが、建物のオーナーから立ち退きを迫られ、泣く泣く閉店となったそうです。そこで、今日は代表と弊社スタッフ一同で、この小料理屋を最後にもう一度訪れることになりました。
実は、私はこのお店に訪ねるのが初めてでした。代表から「ママがすごくいい人なの。お料理はとっても美味しくてね。本当によく通っていたわ」と前情報を伺っておりました。店内は10数人が入るスペースでこじんまりとしておりましたが、いつもほぼ満席だったそうです。ママの人当りの良さ、大将の腕の良さに人が集まり、このアットホームな雰囲気を皆好んでいたのだなとすぐに分かりました。ニコニコ笑顔がチャーミングなママは御年70歳だそうで、「お若い、お若い」が何度口から出たことか・・・。大将のご主人様を今でも変わらず愛している、またそれを隠さないママは可愛らしい少女であり、美魔女でした。大将が、一人で食材を仕入れ調理したお料理はどれも本当においしかったです。前菜は一つ一つ可愛らしく器にもられ、大きなキンキの煮つけはコラーゲンたっぷりで「ふわとろ」でした!最後に出てきたアワビとセロリのきんぴらにはほっぺが落ちました。これまで食べた中で一番贅沢なきんぴらであったことは、言うまでもありません。アワビは火を通すことで柔らかくなり、しゃきしゃきとしたセロリとの食感のバランスは、最高でした!

お食事を頂きながら、ママは沢山の反町小話を聞かせて下さいました。反町で有名な皮膚科N先生の、奇抜なファッションや個性的なキャラクターのお話や、内科のF先生はいつも代表の様子を気にかけ、ママを通じて探りを入れていること、反町の老舗喫茶店やケーキ屋さんの様子や出来事など、明るく楽しくお話しして下さいました。どれも初めて伺う話でしたが、反町という町は人との繋がりがとても深い町なんだと感じました。私はそういう町が大好きです。そんな町で長く小料理屋を営み、沢山のお客様から愛されてきたお店が閉店してしまうというのは本当に寂しいものです。お食事会が終わるに近付く連れ、徐々にその思いは強くなっていきました。いつの日か、また是非ご夫婦でお店を復活して頂きたいと思います。この度は、有難うございました。そして、長い間お疲れ様でした。

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