2017年05月01日
営業活動日記 「私の憩いの場『図書館』」

皆様、こんにちは。井上久恵です。
突然ですが、皆様は何をしているときにワクワクしますか?
この間の休みの日に、私は思い立って図書館に行ってきました。
地元川崎を離れること早3年。

そう言えば今住んでいる町の図書館を一度も訪れたことがなく、
最近「行ってみようかな」と思っていたところでした。
インターネットで検索を掛け、場所と休館日・開館時間を確認。
本を借りる場合を想定して、本が入れられる手提げ鞄を準備。
図書館に大金は不要なので、簡単に準備を整え家を出ました。

私は、特に初めて訪れる場所はいつもワクワクして、
キョロキョロあたりを見回しながら歩いています。
とても楽しい気持ちになります。
「あの古い提灯が連なっている小路は何だろう」とか
「この町に住んだら、どんな生活が出来るだろう」とか
「あの行列を作っている店は何だ?前を通ってみよう」など
1人で歩いている時は、あっちへフラフラこっちへフラフラ。
自分の感情に従って、歩みを進めることが好きです。
普段からよく利用する駅が最寄りでしたが、逆の出口方面に
図書館があった為、初めて足を踏み入れるエリアでした。
好きな図書館にも行けて、且つ行ったことのない場所を開拓できるなんて、
2度おいしい時間でした。

無事に図書館に到着しました。
あの「しーーん」と静まり返った雰囲気は久しぶりで、
また、どのフロアに何があるのかも分らなかったので、
私の緊張感はマックス!それが、また刺激的でした。
予想はしていましたが、借りたい本は「貸出中」且つ予約待ちが
300名以上いたのでそれはさっさと諦め、別の本を手に取りました。
図書館内に何ヶ所もある読書・調査スペースを借りて、
しばらく本を読みふけっていました。
その間、幼い頃からの気持ちや思い出が、
ふっと何度も呼び覚まされました。
住んでいる地域の図書館だけでは飽き足らず、自転車を漕いで
隣の区の図書館まで行ったこと。
図書館の自動販売機で飲む紙パックの苺ジュースが
とてもおいしく感じたこと。
(ジュースを飲むことは親から禁じられていた為、親には内緒で飲んでいました)
小学校・中学校・高校の図書館では、紙の「図書貸出カード」を
誰よりも早く・多く記入し、カードを埋めることに精を出していたこと。
講義をさぼって大学の図書館に入り浸っていたこと。
最初の1冊を手に取ると、他にもあれやこれやと気になり始め、
本の浮気が始まること。

この時も、5,6冊の本を本棚から取り、
あっちもこっちもと読んでいると、気が付けば辺りは暗くなっていて、
入館してから4時間も経っていました。
結局、2週間の貸出期間中に読み切れる量を想像すると、
私の場合3冊が限界かなと思い、3冊選びました。
食いしん坊な私がいかにも選びそうな『サンドウィッチの歴史』。
大学時代にゼミで題材となった『星の王子様』(邦訳)。
(フランス文学科だった私は、ゼミでは原文(フランス語)のまま研究をしていましたが、
さっぱり意味を理解することが出来ず、挫折した苦い経験があったので、
それに敢えて再チャレンジ!)
最後に、フランスにまつわる生活エッセイと言えばこの方、
吉村葉子さんの『お金をかけずに豊かに暮らす方法』の以上3冊に絞りました。
他にも、今自宅で2冊読んでいる本(サスペンスと自己啓発)があるので、読破は時間との勝負です!
それすらもワクワクしてしまい、とても充実した1日を過ごすことが出来ました。

ちなみに、私の本の読み方は少し変わっているのかもしれません。
来客の予定がないときは、家の中各所に本が置いてあります。
リビングまたは鞄の中に1冊、洗面所に1冊、寝室に1冊。
リビングまたは鞄の中の1冊は、移動中でも読めるように必ず文庫本です。
洗面所にある1冊は、入浴中に読んでいる本です。
そして、寝室の1冊は、就寝前に読む本です。
多い時は、同時に3冊の本を読んでいて、ジャンルはバラバラ。
同じ方法で本を読む方、いらっしゃいますか?

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