
皆様、こんにちわ。井上久恵です。
「チャイルドシートの使用義務」について、皆様はご存じでしょうか。
法律として平成12年に施行されたので、早いもので10年以上も経過しています。
昨日、本店から日本大通店に移動している最中、目を疑う光景に出くわしました。
信号待ちをしていた車を何気なく見たとき、まず目に入ってきたのが、
1、2歳ぐらいの幼い子供がハンドルを握っている姿でした。
「ぎょっ!」と、思わず二度見・・・
よく見ると、運転席に座るお父さんの膝の上に子供が立っていて、
その子供はハンドルを触って遊んでいました。
助手席にはチャイルドシートでも母親でもはなく、
その幼い子供のお姉ちゃんらしき女の子が座っていました。
「あれ・・・?チャイルドシートは??」
間もなくして信号が青に変わり、その車は走り去って行きました。
昔はたまに見た光景ですが、今となっては「すごく怖い状態だな」とゾっとしました。
今年の夏、免許の更新のため警察署を訪れました。
その際頂いた交通ルールのパンフレットに、チャイルドシートのことが書かれていました。
実はそれまで、私は詳細についてあまり理解していませんでした。
良い機会だったので係りの方から詳しくお話を伺いました。
法律として義務化されたこと、違反をすると罰則があること、
6歳未満の幼児を車に乗せる時は、原則チャイルドシートに座らせること。
中でも、知って良かったと感じたことがありました。
それは例えば、6歳未満の子供を連れている友人の送り迎えをするときにも
乗せる車にはチャイルドシートが必要だということです。
私たち夫婦には子供がいないので、自家用車にチャイルドシートは積んでいません。
周りの友人には、チラホラ子供が生まれはじめています。
「子供がいて大変だろうから」とその友人の送り迎えをしてあげようと考えていても、
チャイルドシートを積んでいない私たち夫婦の車ではそれが出来ないということを初めて知りました。
(ちなみに、たまたまそのような機会がなかったので、実際に子供を連れた友人を車に乗せたことはありません。)
自分の身を守ることができない子供を守ってあげるのが、親や周りの人間の務めではないでしょうか。
この日ハンドルで遊んでいる幼い子に、危険なことが起きないよう私は祈るしかありませんでした。
本当にゾっとする光景でした。