2014年12月03日
営業活動日記 「契約日の確定の仕方」

皆様、こんにちは。西村友里です。

本日、弊社の管理物件に業者を通じてお申込みを頂きました。
今月7日(土)にご契約予定です。

申込書には、通常契約予定日と入居予定日を記載する欄があります。
お客様がお申込みをされるということは、お部屋を気に入り、そこに住みたいから
お申込をいたします。

従って、本来であれば契約日も入居希望日も決まっていて当然です。
しかし、驚くことにほとんどの業者が、この一番大事な契約部分を空欄にしたまま、
申込書を送ってきます。

以前、私もよく契約日と入居希望日を聞き取らずに、空欄のまま申込書を弊社の代表に
提出しては怒られた経験があります。
人の振り見てではありますが、他社でも同様の事が頻繁に起きています。

空欄で提出されると、私が「契約予定日と入居予定日はいつですか?」と業者に伺います。
しかし業者の返答は、「まだ審査にも通っていないので決められません。」という言葉です。
保証会社の審査というものは、当日または翌日には審査の可否がわかります。
従って、先を読んだ仕事をしている担当者は、契約日まで話をつめて申込書を提出しますが、
何も考えていない担当者は、大事な話をつめておりません。
後者の場合は、審査が通らないことが前提になっていると言っても過言ではありません。
お客様に対して失礼な話だと気付いていないのですから最悪です。

何度も繰り返しますが、「お客様はお部屋を借りたい」のでお申込をいたします。
お客様が真剣なのに、当の担当者が真剣ではないのですから、どうしようもありません。
ヒアリングができている担当者であれば、「審査が通ることを前提」で契約の準備を致します。
そのような担当者は、契約日や入居希望日まできちんと聞き取って、申込書に記入して提出してきます。

弊社の管理物件の場合は、オーナー様にお客様の内容をお伝えしなければなりません。
お申込が入れば当然のことながら、契約はいつで、いつから入居したいのかをオーナー様は気にします。
入居者もオーナー様にとっても、互いに契約日と入居日を確定しておくことは、重要なことなのです。

今回の業者は、「審査に通ってもいないのに、日にちを決めることは異例だ。」と言いました。
そんな悠長な言葉を平気でいえる会社ですので、弊社の仕事に対する姿勢をお話しても無駄な気がします。
お客様をグリップできていない会社なので、土壇場でキャンセルをしてきます。
残念ながらこの発言をされたのは、申込を送って下さった不動産会社の社長です。
社長の考えがこれですから、きっとスタッフの方々も同じ教育を受けているのでしょう。気の毒なことです。

弊社の代表は、「仕事ができる人に仕事が集まる。仕事ができる人は、忙しいから着地点をしっかり決めて
行動をする。だから早い契約ができるのだ。仕事ができない人は時間を区切らずダラダラ仕事をするから
いつまでたっても契約ができず、キャンセルになってしまうのだ。」と言います。

また「お客様と約束を交わすことで、キャンセルは未然に防げる。」、
「お客様と約束を交わすことがプロとして重要なのだ。」と言います。

スケジュールを確定することはとても重要です。
他社がいい加減でも、私は自社のスタンスを貫いて仕事に励みます。
〇月〇日〇曜日〇時まで決めて行動していくように、今後も続けて参ります。

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