2014年12月16日
営業活動日記 「基本に忠実な現地調査とは」

皆様、こんにちは。山口幸夫です。

今日はあいにくの天気に見舞われ、全国的に大荒れの一日となりました。
いっきに真冬の気温となり、師走を感じる今日この頃です。
近年、局地的な大雨や大雪などに悩まされるなどの極端な天気の移り変わりが
目だってきました。

今日はそんな悪天候のなか、千葉まで車を走らせ、物件調査を行って参りました。

調査の基本は「現地確認」です。
何はともあれ、先ずは現地を確認してからでなければ、役所調査などを行っても漏れが生じます。
私も基本通りに、現地にて建物の状況、道路の幅、下水マスの確認などを徹底して行いましたが、
雨の日の調査ほどやっかいなことはありません。
傘を差しながらの調査は片手がふさがる分、非常に効率が悪くなります。
カメラやメジャーを取り出すのも一苦労なので、「どりゃー」と独り言をいいながら気合いを入れて
臨みました。

現地調査の次は、役所調査です。
いつもと勝手が違うため、調査場所を移動するだけでも、かなりの時間を要しました。

下水道局での調査では、配管の口径等を調べるため下水道台帳を確認しますが、
台帳上では前面道路に配管が埋設されていない内容になっていました。
しかし、実際には前面道路にマスが設置されています。
現地で撮影した汚水マスの写真を下水道局の担当者へ見せて説明をしたところ、
「工事履歴を遡って確認します。倉庫の資料を確認するので時間をください。」とのことでした。
結果的には、台帳図に現況の配管状況が反映されておらず、修正した台帳図を作成してもらいました。


やはり調査の大原則は、現地での確認が第一です。
もし現地を確認せず、先に下水道局へ行っていたとしたら、何の疑問もなく台帳をもらい、
もらった台帳が正しいと思い込み、現地確認を疎かにしていたかもしれません。
調査が疎かになれば、おのずと重説の内容が異なってきます。
これが最も怖いことなのです。
トラブルの要因は「調査ミス」から生じてきます。
営業担当者はこのことを決して忘れてはなりません。

またひとつ、改めて良い勉強をさせて頂きました。

 

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