
皆様、こんにちは。管理部の牛迫宣機です。
10月に入ったばかりのまだまだ暑さの続いているある日の出来事です。
横浜の中区にある中華街の中にそびえ立つ、11階建のファミリータイプの
マンションにお住いの入居者様からお電話を頂きました。
「近々、我家の引越しを考えています。今借りているこのマンションの契約期間満了日を
教えて下さい。」という内容でした。
弊社では、賃貸借契約満了日の2ヶ月前には、賃借人様宛に
「契約期間満了に伴う更新通知書」というお手紙を発送しております。
お電話を頂いたまさにその時が、更新契約に伴うお客様の期間満了日(12月)の
確認業務を行っていた矢先でした。
そして、その月の中頃に入居者様から再びお電話を頂き、
「12月の契約期間満了日に退去致しますので、解約申込書を送って下さい。」という依頼を受けました。
早速、解約申込書を2通作成し、送付致しました。
年の瀬も押し迫った昨日の夕方、このマンションの退去立会が無事完了いたしました。
お客様がこのマンションにお住まいになられて2年が経過しましたが、室内は2年前とさほど変わらず
綺麗に住まわれておりました。
年末のせわしい時期に、なぜ退去されるのか不思議に思い、さりげなく退去の理由をお尋ねしたところ、
ご事情があって地方にあるご実家に移り住むことになったとのことでした。
お客様の退去理由は、人それぞれ様々ですが、田舎がある人が田舎に戻るという話を伺うと、
私はなぜか嬉しくなります。
若い時は、都会に憧れて実家を飛び出す人が多く見受けられますが、年齢を重ねると共に、
故郷を懐かしく感じ、田舎に戻りたいと思う人も多いのではないでしょうか。
心安らぐ田舎があるということは素晴らしいことです。
不動産業に携わっていると、様々な人生模様を垣間見ることができます。
十人十色の人生があり、素敵な思い出や悲しい出来事、嫌な出来事など、
人が生きていく上では、色々な出来事が私たちを待ち受けています。
そんなお客様ひとりひとりのそれぞれの思いをしっかり受け止め、臨機応変に対応していくことも、
管理業務の大切なひとつであることを、あらためて感じた次第です。
今後も、お客様が快適に暮らせて、感謝していただける賃貸業を目指していきます。