2015年01月10日
営業活動日記 「現実に目を向けることの大切さ!」

皆様、こんにちは。西村友里です。

今朝は6時30分より行われる、横浜市倫理法人会の「モーニングセミナー」に
参加して参りました。新年初参加です。
本日の講話は、株式会社千年農園の取締役会長であられる、鎌田健司氏でした。
鎌田氏は、開口一番に「生涯現役で働くことが幸せ」とお話をされました。

約1億3,000人と云われる日本の人口のうち、65歳以上の人口は約3,300万人、
75歳以上は、約1,050万人だそうです。
64歳以下の人口は、前年度に比べて減少しつつありますが、
65歳以上は増加しており、5人に1人は65歳以上だそうです。

国における「生産年齢人口」があるそうですが、一般的に働くことができる年齢の15歳から64歳を指します。
しかし、鎌田氏はこの年齢層の幅を間違っていると指摘します。
「65歳でも現役で働いていらっしゃる方はたくさんいる。生産年齢人口をもう10年上げるべきだ。
シニアこそ達人、ベテランである。」とのお考えです。

鎌田氏は、シニアの方が世の中の役に立つことができる「助っ人隊」という事業を作り上げたそうです。
75歳で海外旅行に行くために英語の勉強を始めた女性がおり、今は英語の先生になっていることや、
80歳でパソコンを始めた女性が、今はパソコンのインストラクターになっているという例を挙げています。

また、「介護の世界では、介護補助をしている人が、介護を受けている人と同じ年代であり、
同年代が年々増えている」という実態をお話されました。
同年代の良さは、同じ時代を生きてきたため、好きな俳優や歌の話等、共通会話が楽しめるので、
友達や仲間感覚で介護をしてもらえることが、介護を受ける方々に喜ばれている要因だそうです。
もちろん、介護補助をする方の中には、20代や30代の方も大勢おります。
しかし、共通会話ができない分、互いに問題が生じて苦しんでいるのが現実のようです。

新川 政信氏という方が代表取締役会長を務める「株式会社かい援隊」という会社も、
助っ人隊と同じようなことをされており、65歳以上で働く意欲のある方が多く参加されているとのことでした。

今後、益々高齢化社会になっていく日本。
年齢を重ねても、仕事が好きで仕事をやりたい方々に、胸を張って働ける職場を提供する企業が増える
ことを望みます。
「年だから」と言い訳や逃げ口実をつくる人では無理ですが、積極的に仕事をやりたい方は、やはり気持ちも
見た目にも若くみえます。
人は平等に年をとります。働き者の日本人を助けるのは、やはり同じ日本人なのではないでしょうか。


今日は私の24歳のバースデーです。
シニアの方々に負けないよう、西村友里は精一杯頑張ります!


 

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