
皆様、こんにちは。西村友里です。
阪神・淡路大震災から、今日で20年が経ちました。
今朝のニュースで被害遺族の方がおっしゃっていた言葉が胸に響きました。
「(被害に遭った方たちは)20年という区切りを経験できていない。
(そのため私も)区切りはない。」と。
検索サイト「Yahoo!」の背景が、今日は阪神・淡路大震災の画像になっており、
震災が起きたときのことについて記述されていました。
記述内容は下記のとおりです。
阪神・淡路大震災では強い揺れにより甚大な被害が出ました。
全壊家屋104,906棟、半壊家屋144,274棟。
亡くなった方の原因は、「窒息と圧死」77%、「熱死や熱傷」9%、「その他」14%
家屋の倒壊や家具の転倒により、多くの方が命を奪われました。
家屋の耐震化と、家具の固定が大切です。
全焼家屋7,036棟、火災発生件数285件。
木造住宅密集地域を中心に、数日間にわたり火災被害が発生しました。
避難するときにすべきことは、「ブレーカーを遮断する」こと。
電気関係による火災85件/139件(火災発生件数285件のうち、原因が判明した件数)
原因が判明した火災発生件数のうち、6割が通電火災といわれています。
停電のあと、電気が復旧する時に火の元になる危険があります。
避難する時はブレーカーの遮断を徹底し、通電火災を防ぎましょう。
この大震災では、水道やガス、電気などのライフラインが被害を受け、生活に支障をもたらしました。
地震が起きた時に、長い間使えなくなるものは「水」です。
水道が完全復旧するまでに90日間かかりました。
水道やガスは、地中に配管が埋まっているため、復旧に時間がかかります。
日ごろから水や非常品の備えをしておきましょう。
復旧までにかかった期間は、「水道」90日、「ガス」83日、「電気」7日、「電話」6日。
阪神高速神戸線では橋げたが倒壊。
635メートルにわたって横倒しになり、復旧するのに622日かかりました。
鉄道は29路線が被災し、神戸と大阪を結ぶ鉄道3線の不通により、一日45万人の足が奪われました。
車に乗っているときに地震がおきたら、「車のキーをかけたまま、通路脇の邪魔にならないところに
置いてから避難」しましょう。
阪神・淡路大震災では、放置車両が通行の妨げとなり、渋滞が発生したり消防車や救急車が
現場までたどりつけなかった例があります。
首都直下型地震や南海トラフ巨大地震が、今後30年以内に70%の確率で起きるといわれています。
阪神・淡路大震災を忘れずに、「いま地震がおきたらどうなるか」を想像して、できることから備えましょう。
私が4歳のときに、この震災が起きました。
幼かったこともあり、当時何が起きたのか分かりませんでしたが、神戸にいた父の兄が家族を引き連れて、
数日間私達の家に泊まりに来ていたことを覚えています。
年齢が近い従兄がいて、ケンカした記憶は残っていますが、今思えば大変な時で、従兄も精神的に
ショックを受けていたんだと思います。
私自身、「まだ震災は起こらないだろう」とつい短絡的に考えてしまい、
防災グッズも「いつか購入しよう」と考えるだけで、行動に移せておりません。
今はインターネットでも購入できるため、早速本日購入して、災害に備えます。
私たちの使命は、過去に起きた出来事を決して忘れずに教訓として語り継ぎ、
活かすことです。