2015年02月19日
営業活動日記 「それぞれの立場に立って考えること」

皆様、こんにちは。西村友里です。

いつもお世話になっている賃貸オーナー様がご来社されました。
このオーナー様との出会いは、数年前に伊勢佐木町にある
オーナー様所有の事務所に、客付したことから始まりました。

先月そのお客様が退去したのですが、お客様が郵便物の転送手続きを行っていなかったため、
ポストに退去されたお客様宛の郵便物が配達され、溜まったままになっていたそうです。

弊社の管理物件であれば、入居者様が退去される際には必ず現地立合いを行い、
入居者様と一緒に室内の確認を行うのはもちろんのこと、引越す際に必要な
転送届けなどの手続きについてのご説明も行います。
説明をしても初めてのお客様の場合は、うっかり忘れてしまうこともあります。

今回の事務所は、オーナー様自身でお部屋の管理をされているため、
入居者様にどのようなお話をされたのかはわかりませんが、きちんとしたオーナー様ですので、
お手続きの方法などはお知らせしているはずです。

また、オーナー様は月1回のペースで、空室の所有物件を巡回されています。
巡回した際に、様々な事が気になるそうですが、会話の中に不動産会社に対する不満がありました。


オーナー様から伺った不満は以下のとおりです。
これらは不動産会社がお客様をご案内した際に起きている問題です。

①お部屋の扉やふすまを開けっ放しにしたまま帰ってしまう。
②クローゼットや押入れを開けたまま帰ってしまう。
③電気を消し忘れて帰ってしまう不動産会社がある。
④窓の鍵を閉め忘れて帰ってしまう。

人様の大切な財産に出入りするのに、一番大切な戸締りや電気のチェックができない人が
いるなんて信じられません。本来であれば気になって仕方がないことです。
視差確認をするぐらいの緊張感があって当り前です。

オーナー様も私に気を遣って、「西村さんはきちんとやっているだろうけど」と前置きして
下さいましたが、正直①②については出来ていないこともあります。
もちろん、忘れてしまうのではありません。
オーナー様によっては、わざと「換気のためにドアを開けておきたい。」、「畳の色が褪せるから
カーテンは閉めておきたい。」、「お部屋に入った瞬間、第一印象をよくするために、お部屋が
見渡せるようにドアは開けておきたい。」等、それぞれの理由があってドアや小窓などを開けて
おきたい方もおります。

弊社の代表は、「オープンルームやご案内の際に、どちらの窓を開けると何が見えて印象が良いか。」
「どこのドアを開けておくと部屋が明るくきれいに、そして広く見えるか。」、「薄暗い部屋の場合は、
風になびくような真っ白いレースのカーテンをかけるだけでも部屋の印象がかわる。」など
細かい指導とチェックをします。
短所を隠すわけではありません。人間同様、第一印象を大切にしているのです。
短所は短所でしっかり説明をし、短所を長所にかえるためのアドバイスをしています。
これにより、お客様は安心して弊社からは離れません。

賃貸でお部屋を借りる方は、賃料を払って人様のものを借りるという意識をしっかり持つことが大切であり、
貸す側のオーナー様は、賃料を頂いて住んで下さっている入居者様に感謝する気持ちを持つことが
大切なのだと思います。

また、私たち不動産会社は、双方のお客様がいるからこそ、仕事ができます。
お客様に感謝をして、日々の業務を行うことが重要です。
このことを決して忘れず、日々対応したいと思います。

 

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