2015年02月20日
営業活動日記 「2月19日は、旧正月(春節)」

皆様、こんにちは。西村友里です。

昨日2月19日は「旧正月」で、別名「春節」ともいわれています。
かつては日本も「年越し」を、この旧正月に設定していましたが、
明治維新からは、政府が暦を「太陰暦」から「太陽暦」に変更したため、
それ以来、1月1日を元旦としているそうです。

春節は、太陰暦にもとづく祝日なので毎年日付が異なります。
また、春節を「正式」なお正月としてみなしている国にとっては、
2015年の旧正月である2月19日の前日を大晦日とし、
2月18日(水)から2月24日(火)までを旧正月休みとしているところが多いようです。

ちなみに「正式」なお正月としている国は中国だけではなく、
台湾や韓国、北朝鮮やベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシアなどもそうで、
ブルネイやモンゴルでも、ニューイヤーといえば、太陰暦でカウントし「国民の祝日」と
しているそうです。 

「旧正月」という言葉はよく耳にしますが、私が抱いていたイメージは、
「中国の人のお正月」、「爆竹を爆発させて祝う日」といった程度のものでした。


中国では、春節が近づくと人々は年越し用品を買い、大晦日には家族そろって
夕食を食べるそうです。また、吉祥とおめでたい気分を表す絵や対聯「ついれん」を掛けたり、
生き生きとした植物で部屋を飾ったりして、新しい年を迎えます。
街の至る所に飾り付けが施され、爆竹が鳴り、互いに新年の挨拶を交わし、
龍と獅の踊りや縁日が行われます。

ちなみに中国では、餃子を食べるのが習慣で、餃子といえば水餃子です。
大みそかになると家族が集まり、餃子をつくるそうですが、
年越しには「餃子」というのは、明の時代から続く風習だとのこと。
なぜ餃子なのかというと、とても美味しいし、その形が金子や銀子に似ているため、
縁起がいいとされているからだそうです。


一方で、以下のような報道がありました。
「中国で最も重要な祝日である春節(旧正月)を迎えた19日未明、
北京市内では、年越しの爆竹・花火により、大気中の微小粒子状物質PM2.5の濃度が急上昇した。
中国紙・新京報などによると、大みそかの18日午後4時(日本時間同5時)に
1立方メートル当たり15マイクログラムだったPM2.5濃度は、ピーク時の19日午前0時~1時には
約27倍の410マイクログラム前後まで上がった。」とのことでした。

微小粒子状物質であるPM2.5は、肺の奥深くまで入りやすく、呼吸系への影響に加え、
循環器系への悪い影響が及ぼされといわれています。

お祝い事を楽しむことはとても良いことですが、周囲への気配りや配慮も忘れないようにしたい
ものです。

 

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