
皆様、こんにちは。井上久恵です。
今月初旬は台風が九州を初めとして上陸し、
その後、活発な梅雨前線による「線状降水帯」という帯状の雲が
一定の地域に留まることで起きた九州豪雨。
また最近では、北海道や東海地方では猛暑からの→ゲリラ豪雨と、
天気の予測が出来ない日が続いています。
今月宅建協会から来た冊子に、
「住宅火災の現況と住宅を取り巻くリスク」という記事が載っており、
皆様のお役に立つのではないかと思い、
この場をお借りして内容をご紹介したいと思います。
ここ数年ゲリラ豪雨に伴う落雷の被害が増えているそうです。
一方、雷はどこに落ちるか予測が難しいことから、予防が難しいことも事実です。
落雷から被害が発生する原因は、大きく分けると「直撃雷」と「誘導雷」があり、
誘導雷は自宅以外の建物に落雷し、その周辺にある電線や電話線、
アンテナなどに発生する大きな電圧・電流のことで、「雷サージ」と言われているそうです。
雷サージは電源線や通信線を経由して建物内に侵入、家電製品を故障させたり、
壊したりすることがあります。その影響は落雷地点より数キロ先まで達すると言われています。
さて、雷事故からの火災発生率は高くないようですが、
火災の発生源の1位は皆様、何かお分かりですか?
答えは、「たばこ(13.7%)」。次いで「ストーブ(9.7%)」、「電気器具(6.5%)」
の順番だそうです。
入居者様の中にも、結果的に事なきを得ましたが
「たばこを畳に落としてし、焦がしてしまった」という方が以前いらっしゃいました。
また、私の身近なところでは数年前に、主人の祖母宅が、漏電により火災が発生、
長屋全体を消失させてしまったということがありました。
この時も運良く、主人の祖母をはじめ長屋に住む方、近隣の方に怪我人が一人も出ることはなかったそうです。
予測不能なこれからの天気、予期せぬことが原因だったり、
己の不注意などいつ何が起こるか分かりません。
上記に書いた家財の保障も含め、一度住宅に係る保険を見直してみるのもよいかもしれませんね。
保障内容の確認だけでも良いと思います。
出来るだけ、出来る時にリスクは回避したいものだなと思いました。