2017年07月27日
営業活動日記 「中区の内田町とはどんな町?」

皆様、こんにちは。西村友里です。
 
中区で働いて5年が経ちますが、先日中区の住宅地図を見ていたところ、
この町はどこだろうというエリアがありました。
それは、内田町(うちだちょう)というエリアです。


早速掲載ページを開いてみたところ、(添付した地図は見やすくする為、
Googleの地図を使用させて頂きました)ご覧の通り極小面積の町です。
道路と横浜銀行本店の敷地の一部と、JR線の高架の一部のみです。
建物らしい建物もないのに町の名前が付いているのが不思議で調べてみたところ、
ここにも「はまれぽ」の取材が入っておりました。

「はまれぽ」とは、横浜のキニナル情報や、噂、口コミを調査して記事にしているサイトです。
(http://hamarepo.com/)
 
はまれぽの調査によると以下のことが分かりました。
・みなとみらいが造船の町だった昭和の終わりまで、桜木町の貨物駅から港湾方向は重工業地帯であり、
 その入口一帯を占めていたのが内田町。
・埋立てをした人名から名付けられた。
・今では「桜木町1丁目」という町名になって広いロータリーに変容。
・平成に入ってから4年までの間に、桜木町1丁目が内田町に取って代わった。
・いつ内田町が桜木町1丁目に吸収されていったかは、市でも分からない。(記録が残っていない)
・現在の内田町は、横浜市統計ポータルサイトで調べた人口0人。
・わずか20mくらいの幅に3つの町が混在。(中区桜木町1丁目、中区内田町、西区みなとみらい3丁目)
・さまざまな所有者の手を経て寄せ集められた土地。
・横浜銀行本店は、「西区みなとみらい3丁目1番地」「中区内田町」「中区桜木町1丁目」の3つの町にまたがっている。
・桜木町駅の管轄にも入らず、みなとみらい21の事業範囲にも入らなかった細長い土地。
 
 
みなとみらい地区の造成と土地区画整理を行なった事業主UR都市機構にも
「便宜上、手を付ける必要がなかった」と判断され、内田町の地名は残されたそうです。
すべての町にビルやお家等、何かしらの建物が入っているものだと思っておりましたが、
こういう町もあるんだなと知ることが出来ました。

また一つ、中区のことについて学べて良かったです。

 

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