
皆様、こんにちは。井上久恵です。
前回の日記で途中だった身分証の定義について、
今回の日記ではじっくり書かせて頂きます。
ご存じなかった方は、この機会に私と一緒に勉強しましょう!
では、早速身分証について「調べてみました!」
Q.そもそも身分証とは?
「身分証明書」とは、社会生活上、人の本人性や法的資格を示すために用いられる
文書のことであり、身分証ともいう。
また、その人がそこに所属していることを証明する文書で、会社や学校などの団体が
発行する物。例えば、学生証や従業者証。
なお、「身分証明証」は誤りだそうです。
Q.近年よく聞く「本人確認書類」とは、どう違うの?
これは、身分証明書と同義語で考えてよいそうです。
2000年代以降、「身分」という言葉について、身分制度と関連付けたり、
社会的な序列を示す言葉と捉えたりして、不快感を示す人が出てきた為、
場合によって「本人確認書類」という表現に置き換えているそうです。
ちなみに、不動産業界では犯罪収益防止移転防止法という法律に則り、
『「本人確認」の実施』や『「本人確認』記録の作成・保存』が義務付けられています。
Q.身分証として、最も通用するものって?
それは、ずばりパスポートです。
なぜなら、パスポートは①戸籍謄本や住民票(この時点ですでに顔写真付の
身分証(本人確認書類)の提示が必要)で住民登録を確認し、
②申請者本人に限り受領できるものだからです。
また、外国に出国した場合は、パスポートが公的且つ一番通用度の高い身分証ともなります。
ちなみに、このパスポートですが「本当に厳正な審査があるのだなぁ」と実体験を通して
感じたことがあります。
私の旧姓は珍しい名字で、さらに戸籍謄本が手書きだったことにより問題が発生し、
パスポートセンターの方と、自分の名字について押し問答になったことが過去にありました。
Q.一般的に通用する身分証って?
それは顔写真付の、氏名・住所・生年月日・性別など個人を特定する情報を記載、
貼付したものです。
・運転免許証 ・住基カード(住民基本台帳カード)
その他にも、・宅地建物取引士(主任者)証 ・船員手帳 ・航空従事者技能証明書 などがあります。
Q.では、年金手帳などは身分証になる?
はい、なります。他にも、・健康保険被保険者証 ・介護保険証 ・学生証 などがあります。
ただし、金融機関や公的機関によっては上記身分証一つでは、本人確認として
認められない場合があることに、十分注意が必要です!
最後に、日本では特定の場合を除き、身分証の携帯は義務付けられていませんが、
世界ではIDやパスポートの携帯が義務付けられている国があるそうです。
年齢は国によって異なりますが、例えばベルギーや韓国、マレーシアなどがそうです。
「身分証」と一言で言っても、本当に奥が深かった!掘り下げると、どこまでも行ってしまいます。
しかし、残念ながら私の文章能力ではまとめることができないと判断した為、
この辺で終わりにさせて頂きます。
事務として、改めて勉強させて頂く良い機会となりました。
また、少しでも皆様のお役に立てたなら幸いです。