
皆様、こんにちは。山口幸夫です。
4月も中旬になりましたが、寒い日が続いております。
この季節は気温の差が大きくなりやすいので、
体調管理には気を付けたいものです。
今日は、不動産仲介業の役割について書かせて頂きます。
私は元々、売買仲介だけをやってきましたが、ワンズリアルティに入社してからは、
建築、リフォーム、賃貸仲介、賃貸管理業務等、多岐にわたり触れる機会が出来て
大変勉強になっております。
先日、3月の繁忙期にご契約を頂いた、賃貸のお客様がお引越しをされましたが、
入居前のクリーニング工事が甘いことや、洗濯機置場へ洗濯機が設置出来ない等の
問題が発生しました。
弊社では、このお部屋のオーナー様とは今回の募集活動で初めてお仕事をお任せ頂いていたため、
前入居者様の退去手続き、クリーニング工事は、今までは別の不動産会社が行っていました。
対応工事については、オーナー様経由で工事業者に任せていたのですが、
工事の段取りがなかなか進まなかったため、私のほうで状況とこれまでの経緯について
改めて確認をさせて頂きました。
そこでよく分かったことは、入居者様やオーナー様の意見・要望が人を介することで
違った内容になるということです。
特に現場に入った職人さんなどに対して、入居者様が依頼事項を伝えると、
職人さんの立場としての解釈や気持ちが加わって違った報告になることが多々あります。
今回、私のほうで入居者様へ依頼内容を改めて確認をしたのですが、
その内容は職人さんを経由して聞いていた内容とはやはり違っていました。
改めて、入居者様の依頼内容を整理して、対応出来る工事内容をオーナー様・工事業者と
確認して段取りを行いました。
不動産の仲介業者は、売主様と買主様、貸主様と借主様の間を取り持つことが仕事です。
今回のように、問題が別の会社や弊社には直接関係がないことだとしても、経過や状況を
よく確認して、もっと早く段取りの悪さを察知し、対応すべきだったと反省しております。
“仲介”という言葉を辞書で調べると、「当事者双方の間に立って便宜を図り、事をまとめること。」と
書いてあります。私たちの不動産仲介業は、人と人の間に入って、契約をまとめるという本当に尊い仕事を
しているのだと改めて感じました。
人と人の間を取り持つためには、双方の方からの信頼を得なければなりません。
また、そのためには仲介人として人間性やマナーが備わっていなければいけないと思います。
この日記を書きながら、身の引き締まる思いをしている私です。