皆様、こんにちは。西村友里です。
新幹線が停車する「新横浜」駅は、横浜の玄関口です。
その新横浜駅には、5年後に新たな路線が入ってくる構想があるため
現在工事が急ピッチで行われております。
神奈川県の大手私鉄である「相模鉄道」と「東急電鉄」が新横浜駅を経由するため、
新横浜駅には更なる注目が集まっており、不動産市場も上向き傾向にあります。
このようなちょうど良い時期に、常日頃から大変お世話になっているオーナー様から
マンションのお住み替えのご依頼がありました。
オーナー様は、弊社の代表と15年ほどのお付き合いのお客様で、過去何度も不動産のお取引を
お任せ頂いている投資家様です。
この春、横浜から都内に転勤が決まり、お住み替えをするお話になりました。
都内にマンションをご購入いただき、新横浜に所有しているマンションをご売却されます。
ご売却されるマンションも6年前にご購入いただき、ずっとお住まいになられた愛着のあるお部屋です。
大切にお住まい頂けるお客様にご購入いただきたいというご希望があります。
そこで代表のアドバイスにより、オーナー様のご負担でリフォーム工事を行って販売に出すことに
致しました。
現在、リフォーム工事の真っ只中です。
業者から内見の依頼があっても現状をお伝えし、リフォーム工事が終わるまで待っていただく方向で
お話をしてきましたが、本日問合せがあった業者は「遠方からお越しになるお客様なので、
どうしても今日室内をみせてほしい。」という強い要望がありました。
弊社では、「リフォーム中で、今日あたりはクロスの剥がしを行っているため、室内はかなり汚れています。
来週にならないと工事が完了しませんが、その状況でもよろしいですか。」と現状を伝えたところ、
「はい、大丈夫です。陽当りなどを見たいので問題ありません。」との返答だったため、ご案内をして頂きました。
ところが、ご案内時間を2時間くらい経過した頃、その業者からまた電話がありました。
どうも現地から電話をかけてきている様子です。
「部屋が汚いけど、リフォームをされたのではないのですか?」と少々怒り口調の業者に対し、
電話を受けた先輩が反論しました。
「ご案内のアポイントの際に室内の状況は全部お伝えしましたよね。それでもいいということで
ご案内をされたはずではないのでしょうか。」と丁寧に対応されていましたが、電話を切ってから
「なんて失礼な人なんだ!」と怒りをあらわにしていました。
リフォーム中なのでお部屋が汚れていることは、先輩だけではなく、代表も担当者に伝えていたそうです。
それにも拘わらず「リフォームが終わっていない!」と連絡をしてくること自体、人の話をまったく聞いていない
証拠です。
この出来事を冷静に聞いていたベテラン営業マンの先輩が、
「質問したことで満足してしまう営業マンが多いんだよね。むこうから聞いておきながら、
こちらの返答はまったく聞いていないなんてことはよくあるよ。まるで独り言のようなものだよ。」と言って
笑っていました。その言葉に思わず納得した私です。
代表も「新人さんなんじゃないの。リフォームやクロスの剥がしなんて言葉がわからないから右から左で
何も耳に入らなかったんでしょう。この時期はどこにでもいるよね。
だから営業力がなくてきれいな部屋じゃないと決められないのだから、『リフォームが終わるまで待て』と
いっているのにね。」とおっしゃっていました。
自分もこの業者のように、笑い話のネタにされないよう、気をつけたいと思います。
こちらのお部屋のリフォーム工事は、今月の24日に完了致します。
ご興味のある方は、弊社のホームページをご覧ください。