.jpg)
皆様、こんにちは。西村友里です。
本日は、ケーキ屋を開業するために店舗をお探しのお客様を
ご案内いたしました。
当初、JR根岸線「桜木町」駅から「石川町」駅の周辺エリアで
店舗をお探しでしたが、人気エリアということもあり、
ご希望される1階の店舗がなかなか見つかりませんでした。
そこで本日は、お客様のご希望により、JR南武線「向河原」駅周辺にある1階の店舗をご案内致しました。
お客様のご厚意で、お客様の車に乗せて頂きながら現地まで向かいました。
お客様は、銀行に勤務されて勤続30年以上の方ですが、昔から「自分のお店を出したい」という
夢を抱いておられたそうで、その夢をパティシエの卵であるご子息様と実現させようと考えている最中です。
現場までの道中、お客様からいろいろなお話を聞かせて頂きました。
勤務先には、22歳から60歳近くの方々が働いているそうですが、現在50歳を迎えたお客様にとっては、
昔の人と今の人との考えは全く違うなと感じるときがあるそうです。
例えば、昔だと先輩に食事を誘われた後輩は、その日に他の予定が入っていたとしても、
必ず食事に行かれていたそうですが、若い世代の方々は断る場合があるそうです。
また、食事に行き、お酒を勧めても「少ししか飲めない」と言って断るそうです。
お客様いわく、先輩が言うことは絶対で、お酒を飲むように言われたら、
先輩と同じくらい飲むようにしていたそうです。
以前あるオーナー様からも同じようなお話を伺ったことがあります。
オーナー様も「今の子達は他人にご馳走をしない。割り勘が当たり前になっている。
自分のお金は自分に使っている。」とおっしゃっておりました。
バブルが弾けた頃に生まれたゆとり世代の方達は、良く言えば「倹約家」であり、
悪く言えば「ケチ」だと聞いたことがあります。
世の中の景気が低迷しているときに生まれてきたため、またいつかそうなるのではないかと心配をし、
お金は使わずに貯金をしているのだそうですが、果たしてそこまで考えているのかは疑問です。
弊社の代表は、「損して得をとれ」とおっしゃいます。
「人とのお付き合いのために使ったお金は、『感謝』という形で自分に返ってくるから、
絶対に出し惜しみをしないこと。」だそうです。
だから弊社は紹介のお客様が多いのだと思います。
周囲との親交を深めるためにお金を使えば、例えば先輩から仕事のコツや役に立つ情報を教えて頂けたり、
困ったときには助けてもらえるかもしれません。
そうなれば仕事の効率がよくなり、質も向上し、スキルの上達も早くなります。
人それぞれ考え方は異なるかもしれませんが、私は人生の先輩方の生き方を見習い、行動を真似て
自己の成長へと繋げて参ります。