
皆様、こんにちは。西村友里です。
弊社の朝礼では「職場の教養」(一般社団法人倫理研究所発行)を
司会者が朗読し、自分の感想を述べます。
本日のテーマは『「明日しよう」は三日延ばし』でした。
江戸時代の儒学者として知られる斉藤一斎氏が、「言志四録」の中に
「人事の叢集(そうしゅう)するは落葉の如く、之を掃えば復た来る。
畢竟窮まり已むこと無し。緊要の大事に非ざるよりは、則ち迅速に一掃して、遅疑す可からず。」と
記しております。
意味は
「人のなす事がむらがり集まることは、秋の落ち葉の様なもの。
掃除してもまた落ちてきて、無くなるということはない。
だから、大切なこと以外は速やかに片付けて、ためらったりぐずぐずしてはいけない。」
ということだそうです。
私はよく、やらなければいけない業務に優先順位を付けることが出来ず、
簡単に済むものからやろうとして、大事なことを後回しにしてしまうことがあります。
また、後に回したことを忘れてしまうことも少なくありません。
これらは心にゆとりがなく、忙しいときに起こります。
斉藤一斎氏の言葉が胸に突き刺さりました。
職場の教養には、以下のことも書かれていました。
『今日の仕事を今日のうちに終わらせることは、社会人の鉄則でしょう。
もし、その日に終えるべき仕事を翌日に引きずるようなら、もっと速く処理する方法を工夫しましょう。
行動をためらっていないか点検することも必要です。
「明日しよう」は三日延ばし、一生延ばし。
迅速かつ的確に仕事をこなし、心にゆとりを持って日々の業務に励みましょう。』
まさにその通りだと思います。
仕事において、弊社の代表がスタッフに要求することは「正確さ、丁寧さ、そしてスピーディー」です。
心にゆとりを持ちつつ、スピードアップを心掛けて業務を行って参ります。