
皆様、こんにちわ。井上久恵です。
先週のお昼休み、お弁当を買いに代表と一緒に会社を出ると、
何やらかわいい声が聞こえてきました。
上を見上げると隣りのビルに、なんとスズメの巣を発見!
親鳥が巣から飛び立ち、エサを探しにいくところを目撃しました。
隣りのビルのエントランスが屋根となり、おそらくその屋根がスズメの「落し物」の受け皿となっている模様。
ヒナが生まれ、声が聞こえてくるまで、そこに巣があることに気が付きませんでした。
壁にくっついた大きなエンブレムの中に巣を作っている為、巣全体を捉えることは出来ないのですが、
スズメの巣を見たのは初めてで、ヒナの鳴き声は微笑ましく嬉しかったです。
ちょうど同じころ、実家の軒下にツバメが飛来したかどうか、家族の中で話題になりました。
毎年古い長屋にツバメが飛来して2,3個巣を作り、子ツバメたちは巣立って行きました。
今年もツバメは来たようですが、「長屋を取り壊し、3年かけて新築・改築した家を汚されたくない」と
父は作り始めの巣を壊し、大きなカラスの風船や派手な紐を軒下に並べ、
ツバメ除けをしてしまったそうです。
父の言うことも分かりますが、少し悲しい気持ちになりました。
その後「今年は東京でツバメの飛来が観測できない」というニュースをテレビで見ました。
昔と違い家の形がBOX型に変わり、ツバメが雨をしのげる軒下が少なくなってきていると専門家は言っていました。
また、「落し物」の被害を嫌がる人が増えたということもあるそうです。
私もそうですが、一昔前は「ツバメが来る家は縁起が良い」という迷信(?)を信じている人がいましたが、
最近はそう考えている人も減ったとのこと。
今日も隣りのビルの前を通った時、元気な子スズメたちの声を聞きました。
これからも天敵に遭うことなく、無事に巣立っていって欲しいと願わずにはいられません。
そっと見守りたいと思います。