
皆様、こんにちは。西村友里です。
本日は、初めて「北品川」まで行って参りました。
今週の日曜日に、この周辺で賃貸物件をお探しのお客様を
ご案内するための下見です。
弊社では、突発的なお客様のご案内でない限り、
必ずご案内物件の下見を行い、案内をすることがルールです。
弊社の代表は、「下見を行っていなければ自信を持ってご紹介ができないため、
決まる訳が無い。そんな案内はお客様に失礼で、お互い時間の無駄だ」と仰います。
地元ではない私でも予めしっかりと下見をしておけば、知らない街であっても、
まるでよく知っている街のごとく、お客様をご案内することが出来ます。
地図を見る限りでは、品川駅から北品川駅までは徒歩15分くらいです。
下見をするマンションは、北品川駅を通り過ぎて10分くらいのところにあります。
駅を過ぎたとたん、やけに女子学生が多いことに気が付きました。
その理由はすぐに分かりました。
北品川駅と第一京浜を挟んだ斜め向かい側に「品川女子学院」という
中高一貫校の私立学校があり、皆さんそちらの生徒さんでした。
後で知りましたが、品川女子学院は大正14年に創立され、今年で92年を迎える歴史ある学校です。
衆議院議員、全国町村長会会長を務めた漆 昌巌氏(品川町長)の娘、漆雅子氏によって
「荏原女子技芸伝習所」として設立されたのが始まりだそうです。
女性に参政権がなく、高等教育を受ける女性もまだ一部という時代に、
「日本の社会も必ず女性が活躍できる時代が来る。その時に備え能力が身につく教育をし、
世の中に貢献できる女性を育てよう」という理想のもと、学校がスタートしました。
一時は廃校寸前という危機もあったようですが、平成20年の卒業生187人の進路を見ると
4年制大学進学率83%、合格者数は早稲田・慶應・上智大学に32人、
明治・青山・立教・中央・法政大学に106人、国公立大学に14人という結果から、
廃校ではなく再生という形に変わり、今に続いているそうです。
こちらの学校に通っていた有名人も多くいらっしゃったそうです。
島倉千代子さん・・・中学のみ
広末涼子さん・・・高校のみ
桜田淳子さん・・・中学2年~高校1年生まで
山口百恵さん・・・中学のみ
9月17日(日)・18日(月)には、「白ばら祭」という文化祭が予定されており、
その準備で盛り上がっていました。
私も女子高出身なので、この時期になると文化祭の準備をしていたことを思い出し、
懐かしい気持ちになりました。
次回の日記では、北品川で興味深いエリアを見つけたので、お届けしたいと思います。