2015年06月13日
営業活動日記 「賃料鑑定に関するセミナーを開催いたします!」

皆様、こんにちは。不動産鑑定士の松本智治です。

私事ではございますが、来たる6月22日(月)に、
東京お茶の水にあります東京ガーデンパレスにおきまして、
事業用オフィス賃料に関します、鑑定評価理論を踏まえた
賃料セミナーを開催致します。

セミナーの主催は、綜合ユニコム株式会社様です。
首都圏をはじめ、大阪、名古屋、福岡などにおきましては、
ビル・グレードが比較的優れるものについては、賃料を増額する傾向が
見られはじめております。
この判断需要に合わせ、適切な賃料水準がどの程度にあるか、
鑑定評価のスキームを用いまして、ビル・オーナー様やビル管理会社様、
あるいは、事業用不動産を保有・運営されておられる
不動産投資ファンド会社様向けのセミナーとして構成をしております。


賃料に関する鑑定評価のスキームはさまざまありますが、こと、継続賃料に関する鑑定手法としては、
「利回り法」、「スライド法」、「賃貸事例比較法」、及び、「差額配分法」の4手法があります。
これら複数の鑑定手法を適用し、各々試算した賃料額を関連付けて、鑑定賃料評価額を決定して参ります。
このうち、賃貸事例比較法の適用に際しましては、自分なりの評価スキームとしまして
統計学における回帰分析の手法を用いています。
具体的には、単回帰分析における区間推定論、並びに、重回帰分析におけるヘドニック・アプローチ論と
言われるものです。
マーケティングに関する領域において、ビッグ・データの統計解析が取り沙汰されている昨今、
不動産評価におきましても、さまざまなデータを活用して不動産の経済価値たる価格及び賃料額を、
科学的に分析・検証したいと考えています。

ひとつひとつの個性が強い不動産というものを判断・評価するためには、
やはり、永年の勘と経験によるものが不可欠ではありますが、それら人の判断基準と併せて、
科学的検証術を用いた手法により、その両面性において不動産の価値を判断していくことこそ、
これからの時代において必要とし、求められるものであると考えております。


※詳細に関しましては、弊社HPの新着情報をご覧ください。

 

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